田原元騎手に懲役3年求刑「再犯の恐れ大きい」

[ 2010年11月15日 11:53 ]

 京都市下京区のマンションで知人に暴行したとして、傷害と覚せい剤取締法違反(使用)などの罪に問われた日本中央競馬会の元騎手田原成貴被告(51)=滋賀県栗東市=は15日、京都地裁(佐藤洋幸裁判官)の初公判で起訴状の内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、即日結審した。

 田原被告は弁護側の被告人質問で、動機について「仕事のことで口論となり暴行を加え、むしゃくしゃして覚せい剤を仕入れた」と述べた。
 検察側は論告で「2001年と今年1月にも覚せい剤取締法違反などで有罪判決を受けており、再犯の恐れが大きい」と指摘した。
 起訴状によると、田原被告は8月、京都市のマンションで当時同居していた40代の男性会社員を殴るなどしてけがを負わせた上、包丁を突き付けて「刺すぞ」と脅し、9月には覚せい剤を使用したとしている。

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