【毎日王冠】アドマイヤメジャー上々１２秒５

Ｃウッドコース単走で軽快に動いたアドマイヤメジャー

　叩き２戦目で文字通り上昇気配だ。アドマイヤメジャーはＣＷコース単走。直線まで馬なりで流し、しまいだけ気合を入れられた。６Ｆ８３秒５、ラスト１Ｆは１２秒５と上々の伸び。見届けた友道師は「動きは良かったね。一度使って馬体に張りが出てきたし、上積みはある」と仕上がりに自信を隠さない。前走の朝日ＣＣから中３週。しまい重点の内容にも「間隔が詰まっているんで、長めからやる必要はないから」とシナリオ通りを強調した。

　昨年９月のセントライト記念（４着）時以来、２回目となる長距離輸送も「精神的に落ち着いているから」と指揮官は全く心配していない。それどころか東京に替わることを歓迎する。「直線の長い東京なら少々後ろからでも届く。あとは差しが決まるような展開になればいいね。この後は天皇賞に行きたい」。大目標に向けて賞金加算は至上命令。初タイトルで盾出走の切符をつかんでみせる。