【大井・東京盃】快速サマーウインド重賞V2

[ 2010年10月7日 06:00 ]

 短距離G2「第44回東京盃」が6日、大井で行われ、単勝1・3倍のサマーウインドが快速ぶりを発揮して重賞V2。JBCスプリント(11月3日、船橋1000メートル)の優先出走権を獲得した。

 スタートはいまひとつだったが迷わず先頭へ。直線で弾むように伸びて差を広げる。猛追するヤサカファインを鼻差抑え、ダート1200メートル7戦7勝だ。「次(JBC)のことを意識して引きつけず速いラップで飛ばした」と藤岡佑。庄野師は「負けたかなと思ったがよく粘ってくれてホッとした。いい形で目標を迎えられる」と笑顔。距離短縮でさらにスピードが生かせるJBCでG1初制覇を狙う。

 ◆サマーウインド 父タイキシャトル 母シンウインド(母の父ウエスタンウインド)牡5歳 栗東・庄野靖志厩舎所属 馬主・ヒダカブリーダースユニオン 生産者・北海道日高町の槇本牧場 戦績12戦8勝(南関東1戦1勝)総獲得賞金1億5311万8000円。

 ▼2着ヤサカファイン(石崎駿)先行馬が強いと思い、いつもより前で追いかけた。4角で馬群をさばくのに手間取ったが、外を回すと最後の脚が使えなくなるので仕方なかった。
 ▼3着ミリオンディスク(蛯名)ハイペースの中、頑張った。

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2010年10月7日のニュース