【オパールＳ】メリッサＧ１除外の悔しさ晴らす！

　【東西ドキュメント・栗東＝６日】Ｇ１の出走枠は狭き門。先週のスプリンターズＳで柏原はあらためてそう思った。夏に北九州記念を勝っているメリッサですら１６頭の枠に入れなかった。賞金順はギリギリＯＫだったがレーティング４位のサンカルロが繰り上がり、無念の除外となった。「仕方ないですね。運がなかったんでしょう」と小島助手は肩を落とす。

　それでも気持ちを切り替え、今週の土曜京都メーン・オパールＳに矛先を向けてきた。前走・セントウルＳ３着後もしっかり好調を維持。最終追い切りは軽快なフットワークで坂路４Ｆ５２秒７～１Ｆ１３秒０を刻んだ。「涼しくなるとすぐに毛が伸びてくるけど、それは見栄えの問題だけで体調とは関係ない。いつも通り馬なりでいい動き。坂のある阪神でもあれだけやれたし力をつけていると思う」と同助手。先週除外の悔しさをここにぶつけてほしいと柏原は願った。