【NHKマイルC】レト充実「今までで一番いい」

[ 2010年5月8日 06:00 ]

 ニュージーランドT3着で出走権利を獲得したレトは、午前6時にコース入り。まず坂路を4F78秒5でゆったりと駆け上がり、ポリトラックに移動して1周流した。「先週の動きに不満があったが今週は反応が良かった。本番に向けてきっちりと変わってきた。今までで一番いいんじゃないか」と本間師も状態の良さに自信をのぞかせた。

 全兄アロマンシェス、半姉シャランジュも管理した師は「3きょうだいの中で、レトが一番(特長を)つかみやすかった」と話す。アロマンシェスは06年朝日杯FS(7着)、シャランジュは07年阪神JF(5着)→08年桜花賞(13着)→オークス(18着)と牝馬クラシックの王道を歩んだ。「出るだけでも大変なG1に、3きょうだいで5度も挑戦できることに感謝したい。そろそろ結果を出せれば」と意気込む。
 枠順は16番に決定。内枠を希望していただけに「こればかりは仕方ない」と表情を曇らせたが「他馬と接触すると燃える気性だが、スムーズな競馬なら我慢が利く」と前向きだ。ニュージーランドT3着馬は06年ロジック、昨年のジョーカプチーノと過去5年で2頭が優勝しており侮れない。

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2010年5月8日のニュース