【アルメリア賞】ルーラーシップ不利克服で2勝目

[ 2010年3月8日 06:00 ]

 阪神9R・アルメリア賞(3歳500万)で1番人気に支持されたルーラーシップが、直線での致命的な不利を克服して2勝目をもぎ取った。その直線、すぐ外のタムロスカイ(2位入線、14着降着)が内側に斜行。ルーラーは馬体が「くの字」になるほどバランスを崩して万事休す…。だが、規格外の底力を発揮し、態勢を立て直して破壊力満点の伸びを見せた。

 ノーザンファーム代表の吉田勝己氏は「あんな不利を受けたら普通は無理。あれで届くんだからクラシック級の器だね」と驚き顔。その一方で「ダメージが心配だ」とも話した。中山競馬場のモニターでレースを見守った角居師も「馬の様子を確認しなければならないが、次走は毎日杯(27日、阪神)あたりかな」と語った。母エアグルーヴ、姉がアドマイヤグルーヴという良血馬が軌道に乗ってきた。

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2010年3月8日のニュース