【NHKマイルC】「22万男」万哲に乗れ!◎サンカルロ

[ 2009年5月10日 06:00 ]

<NHKマイルC>万哲はサンカルロで勝負!

 盾に続け、万哲はサンカルロで連発だ!!3歳マイル王決定戦「第14回NHKマイルC」は10日、東京競馬場でゲートイン。先週3日の天皇賞・春で3連単22万1080円を的中し、42万円の読者プレゼントに成功した小田哲也記者は前売り3番人気のサンカルロを指名。ベストのマイル+東京コースで鬼脚サク裂に懸けた。

 皐月賞を勝ったアンライバルドは早くも3冠の呼び声。その3歳主役を基準に考えれば、一見激戦のNHKマイルCも推理しやすい。◎は迷わずサンカルロ。注目はアンライバルドも出ていた2走前のスプリングSだ。今年の3歳路線では皐月賞に次ぐハイレベル戦。当時のVTRを検証すれば、いかにサンカルロが強かったかが分かる。
 (1)G1級の高性能 「もったいないレースだった」。これが4着に敗れた直後の大久保洋師の第一声。2番手で流れに乗った2着レッドスパーダ、外をスムーズに追い上げたアンライバルド、3着フィフスペトルに対し、中団待機で内を狙ったサンカルロは4コーナー過ぎ、前が壁になる場面。必死に馬群を縫って、後の皐月賞馬とはわずか0秒2差。G1級の価値がある。
 (2)災い転じて吉!? スプリングSで皐月賞の優先出走権(3着以内)を逃したのは結果的に「吉」かも…。賞金不足の恐れもあった皐月賞を潔く見送り、使ったニュージーランドTが吉田豊騎手が後ろを振り返るほどの楽勝。実績に乏しい右回りを克服し、マイル適性の高さを証明した。皐月賞より1週早いレースを余力残しで勝ったことで、理想の形で本番を迎えられる。
 (3)舞台も理想的 右回りで勝つには勝ったが、実は名うてのサウスポー。東京芝は3戦2勝、3着1回。3着内率100%の得意コースだ。唯一敗れた昨秋の東京スポーツ杯2歳S(3着)は新馬戦を勝った直後の“キャリア不足”の身で、当時2着だったブレイクランアウトとは1馬身1/4差。決して、力負けではない。
 理想的な4番。「前半我慢して末脚勝負。それで前にいたら仕方ない。馬群に入れる内枠が欲しい」。パートナー・吉田豊の願い通り。前に壁をつくれる内枠を引いたことで、前向きすぎる気性=スイスイ行ってしまう不安も解消された。思う存分、末脚勝負に懸けられる。マイネルキッツが築いた“関東馬逆襲”の流れに託すのは天の声!?天皇賞ほどの高配当は望めなくても、獲れる時に確実に獲るのが不況の世を生き抜く馬券術。ここ一番に強い大久保洋師&吉田豊の師弟コンビに全権委任だ。馬単(4)=(2)(16)、(4)―(13)(6)(9)(15)(18)(小田 哲也)

 【万哲3連単の狙い】直線の長い東京マイルは切れ+持久力が肝心。マイル以上の距離でも頑張ってきた馬を相手に徹底的に狙う。特に○ミッキーパンプキンはお薦め。1800メートルの萩Sで鮮やかな逃げ切り。早めに先頭に立つ形になった毎日杯(4着)もしぶとかった。長くいい脚が使えるだけに初の東京で一変も。同距離の共同通信杯勝ち馬の▲ブレイクランアウト、スプリングS上位組の☆レッドスパーダ、△フィフスペトルも消せない。穴は△マイネルエルフ。食い込めば、再び夢配当?(4)1着固定で(2)(6)(9)(13)(15)(16)(18)へ42点で勝負。

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2009年5月10日のニュース