【天皇賞・春】俊敏ジャガーがびっくり時計

[ 2009年4月30日 06:00 ]

<天皇賞・春>ポリトラックを単走で追い切られるジャガーメイル

 昨年暮れの香港ヴァーズ(3着)以来となるジャガーメイルはポリトラックでいっぱいに追われ、5F63秒4の好時計をマークした。騎乗した石橋脩(レースは安藤勝)は「そんなに速いと思わなかった。66秒ぐらいかと…。具合がいいのか、走りが変わったのか」と体感以上の数字にやや戸惑いながらも「動きはシャキッとしていた」。堀師は「普段通りの調整ができた。先週は反応がいくらか鈍いところがあったのでステッキを入れて反応を見たが、息づかいは良くなっている」と納得の表情だった。

 昨秋のアルゼンチン共和国杯では、勝ったスクリーンヒーローより3キロ重いハンデで0秒2差の2着。それだけでも十分侮れないが、堀師は「もう1、2段階ぐらい上に行ける馬」と素質の高さを確信している。鞍上の感触以上の好時計が成長を意味するなら…。一発があって不思議ない。

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2009年4月30日のニュース