最終追い切りでもアサクサキングスが軽快

[ 2009年4月30日 16:05 ]

 第139回天皇賞・春(5月3日・京都3200メートル芝、G1)に4歳以上のサラブレッドのトップクラスが挑む。29、30の両日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われた最終追い切りでは、一昨年の菊花賞馬のアサクサキングスが軽快な動きを見せた。

 アサクサキングスは栗東DW(ウッドチップ)コースで、併走馬を4馬身後ろから追いかける形。ラスト200メートルで並びかけ、そのまま馬なりで先着した。四位洋文騎手は「いい追い切りができた。もっとG1を勝っていい馬。先行馬の後ろでこの馬の競馬ができれば」と自信をのぞかせた。
 昨年のジャパンカップを制したスクリーンヒーローは逆転が狙える仕上がりに。日経賞を勝ったアルナスラインは気迫がこもっていた。モンテクリスエス、ヒカルカザブエ、ドリームジャーニーも順調そうで、波乱のムードが漂っている。優勝賞金1億3200万円。

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2009年4月30日のニュース