ウオッカ残念5着…最後伸びきれず/ジュベルハッタ

[ 2009年3月7日 06:00 ]

 ドバイデューティフリーの前哨戦「ジュベルハッタ」(G2、芝1777メートル)が5日(日本時間6日未明)、UAEナドアルシバ競馬場で行われ、日本から参戦したウオッカ(牝5=角居)は直線インで前が開かず5着に敗れた。勝ったのは昨年の香港C2着馬バリオスだった。

 道中は完ぺきに流れに乗っていた。5番手付近のインでじっくりと脚をため直線へ。手応えは十分に残っており、あとは突き抜けるだけだった。だが…前が開かない。前を行くジェイペグ、ラシアンセージはバラけることなく壁となり、後方の外からバリオス。ようやく残り100メートルでインのラチ沿いを突いたが、伸び切れなかった。
 「レースはほぼ理想通りに運べました。直線で前がなかなか開かないシーンはあったけど、最後は開いていた。でも思ったほど伸びてくれませんでした。妙におとなしかったのが影響したのかもしれません。でも次に向けて上々の内容だったと思います」と武豊。角居師も「久しぶりの競馬で少し余裕があったと思うので仕方がない。折り合いがついていたのは収穫だし、使われたことで次はもっと良くなる」と前向きに語った。昨年のジャパンCから間隔が空いての遠征初戦で5着なら上々。不完全燃焼をバネに、ドバイデューティフリー(28日)で夢をつかむ。

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2009年3月7日のニュース