微妙な内枠…カネヒキリ問題なし/フェブラリーS

[ 2009年2月21日 06:00 ]

カネヒキリ

 東京ダートのマイル戦はごまかしが利かず、力関係がストレートに表れる舞台。屈腱炎から立ち直り、ダートG1・3連勝中(通算7勝)のカネヒキリが中心だ。「この中間も変わったことは何もしていないし、心配な材料は特にありませんね」の清山助手の言葉から不安要素は一切、感じられない。土曜に東京競馬場への輸送を控え、金曜朝は坂路を1本。「前走後もしっかりケアしながら状態は高いレベルで安定している。調整はすべてうまくいったと思う」と仕上がりは万全だ。

 枠順は内寄りの1枠2番に決まった。清山助手は「ゲートが速くて前に行ける脚はあるし、外からかぶされる形になっても嫌がったりしない。枠順にはこだわっていません」と問題なしの表情だ。ルメールが「マイラーの体形だし距離はマイルがベスト」と話すように、ベストの条件で力を発揮する。

 ▼06年フェブラリーS・VTR 05年11月JCダート1着以来のカネヒキリが1番人気。中団追走から直線伸び、2着の2番人気シーキングザダイヤに3馬身差の快勝。頭差3着がユートピア。平安S2着で3番人気ヴァーミリアンは5着だった。

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2009年2月21日のニュース