機敏ジャーニー 一発ムード/安田記念

[ 2008年6月5日 06:00 ]

 ドリームジャーニーはDWコースで単走。小柄な馬だけにダイナミックではないものの、機敏な脚さばき。道中も走る気はみなぎっているが、極端に行きたがることはない。直線追ってシャープに6F84秒4~1F12秒0でフィニッシュした。「先週が強めぐらい。今週はもう一段階負荷をかけて、しまいビシッと追った。気持ちが前向きで動きも申し分なかった」。手綱を取った池添が、上げ潮ムードを感じ取っていた。

 昨年は距離の長いクラシック路線を歩んだため、折り合いなどを重視した調整だったが今は違う。「ダービー5着、菊花賞5着とそれなりに結果を出してくれたけど、今はその調整だとリラックスし過ぎる。マイルを走るために逆の調整を課している。カイバ食いも落ちないしピリッとしてきた。意外性の一発があっても不思議はない」と池江寿師はひそかに期待している。

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2008年6月5日のニュース