「豊臣兄弟」島左近との逸話「君臣禄を分かつ」アレンジ?石田三成“秀吉調略”ネット作劇称賛「巧い」

[ 2026年5月14日 11:00 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第18話。家臣の選抜試験に挑んだ(左から)片桐且元(長友郁真)平野長泰(西山潤)石田三成(松本怜生)藤堂高虎(佳久創)は最終の4人に残り…(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は今月10日、第18話が放送され、新章・第5章「近江長浜編」の幕が上がった。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第18話は「羽柴兄弟!」。秀吉(池松壮亮)は織田家家老に昇格し、北近江を拝領。織田信長(小栗旬)に仕えて20年、領地に長浜城を築いて城持ち大名となり、小一郎(仲野太賀)とともに羽柴姓を名乗る。小一郎は城下の統治を任されるが、人手不足。子飼いの家臣を増やすべきだと竹中半兵衛(菅田将暉)から助言され、有能な家臣を求めて選抜試験を行うことに。多くの志願者が集まる中、石田三成(松本怜生)藤堂高虎(佳久創)ら個性的な若者たちが最終試験に残る…という展開。

 3つの試験の末、高虎・三成と平野長泰(西山潤)片桐且元(長友郁真)の4人が残り、不合格の1人は自分たちで決めることに。秀吉は「うまく相手を調略せよ」と最後の関を与えた。

 話し合いの末、差し迫った事情のない高虎が身を引くことになったが、三成は「誰も外れませぬ。私と藤堂殿で一人分の禄で構いませぬゆえ、四人まとめてお召し抱えくださりませ」「あの寺で、勘違いも甚だしいが、藤堂殿が私を助けようとしてくれたことだけは事実。私は、そのような借りをつくるのが嫌なのでござります」「お殿様は、この最後の関で相手を調略せよと申されました。それで私は今、お殿様を調略しているのでござります」――。

 三成・長泰・且元は秀吉の家臣に。高虎は小一郎の家臣となった。

 石田三成が懐刀となる猛将・島左近を召し抱える際の逸話「君臣禄を分かつ」(三成の禄高4万石の半分、2万石という破格の待遇で左近を家臣に)を彷彿。「治部少(三成)に過ぎたるものが二つあり、島の左近と佐和山の城」と謳われるほどの名士だった。

 SNS上にも「脚本上手。禄半分は石田三成と島左近の話につながる」「これは巧い」「島左近との禄半分エピソードをこうアレンジしてきたか」などの声が上がった。

 次回は17日、第19話「過去からの刺客」が放送される。

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