故藤本義一さんの妻・藤本統紀子さんが老衰のため死去 91歳 スポニチ文化部の女性記者第1号

[ 2026年5月13日 16:52 ]

藤本統紀子さん(2014年撮影)
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 直木賞作家でテレビ番組「11PM」の司会としても活躍し、2012年に亡くなった故藤本義一さん(享年79)の妻、藤本統紀子(ふじもと・ときこ)さんが13日午前10時34分、兵庫県西宮市内で老衰のため死去した。91歳だった。同県出身。通夜は17日、告別式は18日にいずれも西宮市の公益社西宮山手会館で営まれる。喪主は長女・中田有子さん。

 親族によると、統紀子さんは近年は高齢者施設で暮らしていた。今年3月中旬に誤嚥(ごえん)性肺炎で入院したが4月初頭に退院。亡くなる前日には体調は正常だったが、13日午前8時ごろに職員が訪ねると、39℃の高熱で息も荒くなっており、その後呼吸停止したという。

 統紀子さんは、大学卒業後にスポニチ大阪本社(当時)に入社。文化部の女性記者第1号だった。記者時代に取材を通じて知り合った義一さんと結婚した。

 結婚後は2人の娘を出産。エッセーの出版やタレント、シャンソン歌手としても活動していた。

 ◇藤本 義一(ふじもと・ぎいち)1933年(昭8)11月26日、大阪生まれ。大阪府立浪速大学(現大阪府立大学)在学中にラジオドラマや舞台の脚本を書き始め、68年に長編「残酷な童話」で小説家デビュー。74年、上方落語家の半生を描いた「鬼の詩」で第71回直木賞を受賞した。65年に始まった伝説的深夜番組「11PM」(日本テレビ、読売テレビが共同制作)で大阪制作分の司会者に就任し、番組終了の90年まで務めた。お笑いにも造詣が深く、新人の登竜門「ABCお笑い新人グランプリ」の審査員も務めた。10年までは「新語・流行語大賞」の審査員としても活躍した。

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