【叡王戦第3局】斎藤慎太郎八段 四間飛車で初勝利 タイトル戦での振り飛車の勝利は3年ぶり

[ 2026年5月3日 21:07 ]

叡王戦第3局に臨む斎藤慎太郎八段(日本将棋連盟提供)
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 伊藤匠叡王(23)=王座との2冠=に斎藤慎太郎八段(33)が挑む将棋の第11期叡王戦5番勝負は3日、名古屋市の料亭「か茂免」で第3局が指され、後手・斉藤が116手で勝利した。シリーズ初白星で対戦成績を1勝2敗とした。

 戦型は居飛車党の斉藤による四間飛車。伊藤が3筋から右銀を活用したのに自然に対応したが、後手で四間飛車を指すのは2024年3月の王位戦挑戦者決定リーグ以来2年ぶり。タイトル戦での振り飛車の勝利は、23年4月の叡王戦第2局での菅井竜也八段以来3年ぶりとなった。33手まで進んだ序盤の進行は、自身だけ交換した角を手持ちにして「頑張れば一局かと思った」と手応えを感じた。

 そして80手目で設置した香の支援を受けた歩が、106手目でついに伊藤王の頭上で成り込めた。「(香の)顔が立って、面白くなったかと思った。序盤からずっと難しい将棋でギリギリ残せたのは好運だった」。形勢互角の終盤にようやく光が見えたという。

 斎藤は連敗発進で後がなくなった第2局終局後、「何か策を考えて頑張りたい」と語った。さらに2日の前夜祭でも「平常心を保ちつつ、何か新しい取り組みのようなものができれば」と秘策の存在をほのめかせた。

 斉藤の選択を「数の多くない将棋。未知の局面での対応力が問われている」と伊藤は反省した。斉藤は前期から続く叡王戦5番勝負での連敗を3で止め、第4局は23日、大阪府泉佐野市。「まだまだ厳しい星取り。少し時間があるのでゆっくり考えたい」と新たな戦略を練って臨む。

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