又吉直樹 6年ぶり新作小説に手応え 映像化するなら主人公は「さんまさんに」

[ 2026年1月27日 10:57 ]

新作小説「生きとるわ」の発売記念会見を行った又吉直樹
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 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(45)が27日、都内で新作小説「生きとるわ」(文藝春秋)の発売前日会見を行った。「人間」以来6年ぶりの新作。着想から完成まで2年をかけた大作で「お笑い芸人としての活動と文筆業が、初めてちゃんと合わさって作れた話。自分の中で重要な作品が書けたと思う」と手応えを口にした。

 地元である大阪を舞台に、公認会計士の主人公が高校時代の仲間に500万円を貸したことから、人生が狂い始めていく様を描く。又吉は高校卒業後に上京したが、30歳を超えると大阪に帰る機会が増えたそうで「子どもの頃に見ていた大阪と感じ方が変わった。大阪の街がどんどん好きになり、この街を舞台に書きたくなった」と話した。一人で大阪の酒場を取材に訪れたといい「周りの人の会話を聞いて、リズムを吸収しようとした。大阪の空気感がちゃんと伝わればうれしい」とこだわりを明かした。

 2015年刊行のデビュー作「火花」は、累計発行部数354万部を記録し第153回芥川賞を受賞。「火花は火花で、未成熟だからこその良さがあったと思う」と振り返りつつ「自分で言うのもあれですけど、今回はだいぶ成長していると思います」と笑顔。「10年前には絶対に書けなかったことが書けていると思う」と自信をのぞかせた。

 今作を映像化する場合には誰に主人公を演じてほしいか尋ねられると「全く考えたことなかったですね…」と苦笑しつつ「思い切って(明石家)さんまさんにやってもらいたい」と回答。「火花」を刊行した際、さんまから「もし映像化するんやったらいつでも主人公やる準備はできてる」と“逆オファー”を受けていたという。「生きとるわ」の主人公は30代後半の設定だが「本質の部分が重なっていれば、小説と映像が全然違うというのもおもしろいのかなと思う」と含みを持たせた。

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