【藤あや子 我が道25】24歳年下男性からプロポーズ 仕事熱心で真面目な人で専属トレーナーに

[ 2025年12月26日 07:00 ]

ドライブで気分転換。藤あや子の公式インスタグラム(@ayako_fuji_official)から

 2015年11月、スポーツマッサージ店で「彼」と出会いました。翌16年1月に東京・明治座で1カ月公演を控えていて、長丁場の舞台を務めるために専属トレーナーを探していた時期でした。たまたま担当してくれた男性は凄く丁寧に施術してくれました。うつぶせだったので、顔も名前も分かりません。院長にお願いして、舞台公演中、その人に専属トレーナーを務めてもらうことにしました。

 仕事熱心で真面目な人でした。専属が決まると、自腹で公演を見に来ました。ステージで私がどのような動きをするのか、自分の目で調べに来たそうです。劇場公演中は連日、舞台が終わると入念に施術してくれました。24歳年下の好青年だったので、付き人の女の子に「ああいう人と一緒になるときっと幸せになれるわよ」と教え、「一緒に帰れば」と2人をくっつけようと試みていました。

 風向きが変わったのは5月の誕生日の頃です。小さなアジサイの鉢が届きました。母が好きな花でした。その札に彼の名前を見つけ「えーっ」と思いました。8月のお盆時期、八ケ岳の私のギャラリーに彼がスタッフ3人と5時間かけてドライブして遊びに来てくれました。「今日、どこに泊まるの?」「いや、帰ります」。わざわざ来てくれたんだ、と心が騒ぎました。10月に新車の納車と引っ越しが重なっていました。「(引っ越し)手伝いますよ」「日曜日なのに大丈夫なの?」「はい!」。あれ、彼女はいないのかな?

 新車のドライブに誘いました。河口湖に行くはずでしたが、話に夢中になり、蓼科に行ってしまいました。ランチを食べた店で「紅葉している所はないですか?」と聞くと「この先の白駒の池はどうかな」と教わりました。美しい湖に手こぎボートがあり、乗りました。案の定、こぐのは下手で、水をバシャバシャかけられました。それも楽しくて、湖の奥の方は紅葉が見事でした。後で聞くと、彼の両親が新婚旅行で行ったのが白駒の池だったそうです。運命を感じました。

 クリスマスを一緒に過ごす約束をしました。公演の時に宿泊していたホテルのレストランでプロポーズされました。お酒を飲んで酔っていた上に舞い上がっていて、その言葉をすっかり忘れてしまいました。後日、聞き出そうと試みましたが「まさか、忘れてないよね?」とムッとされたので「まさか、忘れるわけないでしょ」ととぼけるしかありません。

 年明けに周囲に報告すると、一様に「はあー?」というリアクションでした。しかし、彼の穏やかな人間性を知ると納得してくれました。17年3月30日に身内だけで式を挙げ、婚姻届を出しました。その後、娘は夫に会うたび「いつも、すいませんね」とまず謝っています。すっかり彼になついている17歳の孫娘に至っては、いつも私に振り回されている姿を見てかわいそうに思っているのか「なんで、あんな人と結婚したの?」と夫に問いかけて困らせています。

 ◇藤 あや子(ふじ・あやこ)1961年(昭36)5月10日生まれ、秋田県角館町(現・仙北市)出身の64歳。民謡歌手として活動後、87年に村勢真奈美の芸名で「ふたり川」でデビュー。89年、藤あや子に芸名を変え「おんな」で再デビュー。92年「こころ酒」で日本有線大賞を受賞、第43回NHK紅白歌合戦に初出場、21回出場している。新曲「想い出づくり」など「小野彩(このさい)」のペンネームで作詞・作曲も行う。

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年12月26日のニュース