春風亭一之輔の「青春」 鈴本演芸場早朝寄席が復活 二つ目にエール「どんどん失敗して」

[ 2025年12月17日 13:31 ]

<鈴本演芸場「早朝寄席」復活会見>早朝寄席をアピールする(左から)三遊亭萬都、弁財亭和泉、春風亭一之輔、蝶花楼桃花、鈴木敦社長
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 落語家の春風亭一之輔(47)が17日、東京・上野の鈴本演芸場で来年2月15日から復活する「早朝寄席」の会見を行った。

 毎週日曜日午前10時から行われ、落語協会所属の二つ目が週替わりで登場する興行。昭和の終わり頃から始まり、2018年9月30日まで存在した。

 通常より多い持ち時間で、普段の興行ではできないネタを披露する二つ目研さんの場となっていた。そんな寄席が来年2月15日から8年ぶりに復活する。一之輔は「冒険できる場所。続けて欲しい。落語協会の二つ目は他団体に比べるとおとなしく見られている。自分を出せる場ですから、どんどん失敗してください。失敗を恐れずに続けてください」と期待を寄せた。

 復活に尽力した弁財亭和泉(49)は「早朝寄席にはいろいろなメリットがある。復活させたいという思いがあった」と熱い思いを口にした。今年7月に蝶花楼桃花と鈴本の鈴木敦社長に直談判し、双方の思惑が一致し復活が実現した。

 鈴木社長は「これまでの寄席では二つ目さんの個性が見えなかった。真打ちになって披露目でこういうネタもやるんだと知ることも多かったので、早朝寄席は貴重だなと実感しました」と復活の意義を説明。桃花も「落語協会の二つ目を応援していただければ」と呼びかけた。

 昨今の事情を鑑みて、木戸銭(入場料)は以前の500円から1000円となる。もぎりや高座返しなども、出演する噺家自らで行う。時間は以前より10分短くなり、約1時間20分で4人の噺家が登場する。一之輔は「僕からすると青春。均等に二つ目に与えられるチャンスでして、寄席の殿堂である鈴本演芸場の高座に座って、落語ができるというのは二つ目にとっては貴重な勉強の場なんですね。4人でバチバチに戦って、“あいつには負けない”“あいつは、こんな噺をやるんだ”と確認の場でしたね」と振り返った。

 出演者は約1カ月前をめどに落語協会のホームページで発表される。

 復活に先立ち、来年2月8日には落語協会理事の五明樓玉の輔(59)、入船亭扇辰(61)、古今亭菊之丞(53)、一之輔が出演する「復活記念早朝寄席」の開催も決定している。こちらの木戸銭は2000円で当日券のみの販売となる。

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