「ばけばけ」ヘブンとの“握手の真相”ネット涙も「おトキの優しさ」CP語る裏側「単なる聖人君子には…」

[ 2025年10月31日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」第22話。松野トキ(髙石あかり)はレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)と運命の初対面、握手を交わし…(C)NHK
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 女優の髙石あかり(22)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10月31日、第25回が放送され、主人公・松野トキと、のちに夫となる英語教師レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が“運命の初対面”を果たした際の“握手の真相”が明らかになった。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 第25回は、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)の松江中学校への初登校前日。ヘブンとコミュニケーションが取れずに焦る錦織友一(吉沢亮)は、島根県知事・江藤安宗(佐野史郎)からヘブンの“ある秘密”を知らされる…という展開。

 初登校日。ヘブン(トミー・バストウ)が部屋から出てこない。迎えに来た錦織が障子をこじ開けようとすると、松野トキ(髙石あかり)が声を掛けた。

 「ヘブン先生は、怖いんだないでしょうか」。初対面(第22回・10月28日)を果たした際、トキは握手したヘブンの手が震えていたと打ち明けた。「異国から来て、初めての場所に来て、初めての人たちに会って、その人たちがみんな期待しちょる。きっとあの時から怖くて、日が経てば経つほど怖くなって、イライラして、怒って、無茶言って、ジゴクジゴクと叫んだりして。ヘブン先生も人間です。私たちと同じ。天狗でも、鬼でも、河童でもなく。今はそっとしておいてあげては」と推し量った。

 錦織は部屋に入り「ヘブン記者!」。ヘブンは教師ではなく、「古事記」を読んで日本に興味を持ち、滞在記を書くために来日した新聞記者だった。

 しかし、生徒のため、ヘブンが必死に日本語を勉強していたことを察し、錦織は「日本語は要りません。教育的な言葉も必要ありません。あなたが話す言葉を、あなた自身を、みんなは待っています。それでも困ったら、私がいます」と背中を押した。

 ヘブンは安堵し「アイムハングリー、ハラヘッタ」。豪華な朝食を味わう。錦織も「人間扱いしていなかった。震えていたなんて、これっぽっちも気づかんかった」と反省。トキに感謝した。

 制作統括の橋爪國臣チーフ・プロデューサー(CP)によると、セツと八雲がどのように出会ったかの記録は、史料や文献に残されていない。「ただ、八雲が降りた船着き場と、セツさんの家は、おそらくここあっただろうという場所が分かっていて、それが徒歩30秒ほどの近さで、セツさんの家の正面に船着き場があったと思われています。八雲の来日に際してセレモニーが行われたという記録はあるので、きっと野次馬もいただろうし、セツさんも見に行ったかもしれない。そうしたら、そこで出会っていたかもしれないよね、と。ふじきさんと一緒に想像を膨らませて作りました」。史実の可能性もある、ドラマオリジナルの展開となった。

 セツが八雲の女中として雇われたことは記録されているが、士族の娘を望んだ以外の理由などは不明。ただ、八雲が最初に滞在した「富田旅館」も「セツさんの家から徒歩1~2分、川を挟んで真向かいにあったと思われています。2人が同じ生活圏内で過ごしていたことは間違いないんじゃないでしょうか」と解説した。

 ヘブンの手が震えていたのも、ドラマオリジナルの作劇。「今回は、小泉八雲という人を単なる聖人君子にはしたくないと考えていました。将来、文豪になるわけですが、彼だって一人の人間だったはず。新しい土地、しかも異国の日本に来て、やったこともない教師の仕事をしなければならない。偉人としての記録はたくさん残っていますが、その裏で実は不安や心配が渦巻いていたんじゃないか、と。そういう話し合いを経て、ふじきさんがトキとヘブンの出会いを見事に描いてくださいました」と振り返った。

 SNS上には「ビビビを感じたんじゃなかったのか」「手に違和感やったんか」「おトキちゃんの優しさに、震えるほど泣ける…誰もヘブン先生の孤独や不安を思い至らなかったもの」「手の震えを感じ取って…怖いという感情を大切にしてくれるドラマ」「ヘブンさんが部屋にこもっていたのはそういうこと。あの紙の山(涙)」「ペアみたい、なのがペアになった瞬間」「めっちゃいい回、泣いちゃった。来日の日の伏線をキレイに回収してくれてスッキリ」などの声。視聴者の涙も誘い、反響を呼んだ。

 11月3日から第6週「ドコ、モ、ジゴク。」に入る。

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