「Zoff」が声明 江口寿史氏イラスト4点のうち2点「許諾得ないまま参考に制作」 社の方針も示す

[ 2025年10月24日 13:14 ]

江口寿史氏 インスタグラム(@egutihisasi)より

 漫画家・イラストレーターの江口寿史氏が「中央線文化祭2025」(今月18~19日、ルミネ荻窪)のメインビジュアルを、本人の承諾なしに「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔」をモデルに用いて描き、物議を醸した“無断トレース・トレパク問題”を受け、メガネチェーン店「Zoff」が24日、声明を発表した。

 同社は4日に公式SNSで「江口寿史氏とのキャンペーン企画で使用されたイラストについて、多くの皆さま、該当モデルの方にご心配、ご迷惑をお掛けしており、お詫び申し上げます。現在、事実関係を精査しております。確認が取れ次第、あらためてご報告いたします」としていた。

 公式サイトで「2018年に実施したキャンペーンにおいて使用したイラストに関し、制作経緯についてのご指摘を受け、事実関係の調査を行いました。その結果と今後の方針を以下のとおりご報告いたします」とし、「当該イラストは、2018年に実施した当社キャンペーンにおいて、広告代理店を通じてイラストレーターの江口寿史氏に依頼し、制作されたものです。描き下ろし作品として納品され、2018年9月下旬から12月中旬にかけて、全国のZoff店舗において、店頭POP、ポスター、メガネ拭き、ショッパーなどの販促物に使用されました。2025年10月4日、当該イラストのモデルとされる方がSNS上で発信を行い、イラストが特定の写真をもとに制作された可能性があるとのご指摘がありました」と経緯を説明。

 調査結果について「ご指摘を受け、江口氏および広告代理店など関係各位に対して調査を実施しました。その結果、江口氏からは、当時納品されたイラスト4点のうち、SNS上で指摘のあった2点について、雑誌に掲載された写真を、モデルの方ご本人や撮影者、出版社などの権利者から許諾を得ないまま参考に制作したとの説明がありました。また、制作当時、その経緯について広告代理店および当社への報告はありませんでした。残る2点のイラストについては、江口氏の知人をモデルとし、ご本人が撮影した写真をもとに制作されたことを確認しております」と報告。

 「モデルの方、所属事務所ならびに出版社には、当社より経緯を説明のうえ謝意をお伝えし、ご宥恕くださいました。補償については、江口氏、広告代理店および関係者間で協議を進めることとなっております。当社としても、江口氏および広告代理店に対し、誠意ある対応を取るよう働きかけを続けてまいります」とした。

 会社の方針として「本件について、江口氏の創作活動や表現手法そのものを否定するものではありません。トレースや写真を参考にすることは、イラスト表現の一つとして尊重されるべきものであり、問題の本質は、制作過程において権利への配慮が不足していた点と、権利許諾の確認および報告の手続が不十分であった点にあります。今後は、同様の事案が再び発生しないよう、広告制作における権利関係の確認や管理体制の見直しを進め、再発防止策を講じてまいる所存です」と伝え、「本件により、モデルの方をはじめ、関係者の皆さまにご迷惑とご不安をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

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