海老沢勝二さん死去 91歳 NHK元会長 生え抜き初の3期連続会長選任 「独裁」の批判も

[ 2025年10月21日 05:05 ]

海老沢勝二さん
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(誤嚥性肺炎で/) NHK会長を3期7年半にわたって務めた海老沢勝二(えびさわ・かつじ)さんが19日午後10時5分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都の病院で死去した。91歳。茨城県出身。

 1957年にNHK入局。政治部長や報道局長、理事を歴任。NHKエンタープライズ社長に転出後、NHKの専務理事、副会長を経て、97年に会長に就任した。政治記者として政界とのパイプを持ち、生え抜きとして初めて3期連続で会長に選任された。強力なリーダーシップで地上デジタル放送の開始に向けた投資や、インターネットを活用したサービスなどに積極的に取り組み、業務拡大路線を推進。多メディア、多チャンネル時代のNHKの在り方に道筋を付けた。

 一方、長期政権による「独裁」や業務拡大に「NHKの肥大化」との批判も浴びた。人事面や番組制作にも意向が大きく影響。3期目の2004年、紅白歌合戦も担当したチーフプロデューサーによる番組制作費の詐取事件など職員による不祥事が次々と発覚。自身の国会での参考人招致を生中継せず「隠蔽(いんぺい)体質」と批判が加速した。受信料の不払いが急増し、05年1月に任期途中で引責辞任した。

 会長を辞任した後は、横綱審議委員会(横審)の委員長や日本ゴルフツアー機構会長、読売新聞東京本社調査研究本部顧問などを務めた。横審では、協会の八百長疑惑や横綱朝青龍(当時)の素行不良問題など不祥事に対応し、注目を集め続けた。 

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