遺族が抗議のNスぺ「シミュレーション」石井裕也監督がコメント「表現の理由と正当性は…」

[ 2025年9月17日 16:04 ]

NHK社屋
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 NHKが17日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、遺族から抗議が描き方について出ている、NHKスペシャル「シミュレーション 昭和16年夏の敗戦」で脚本・演出を担当した石井裕也監督がコメントを発表した。

 石井監督は「劇中のキャラクターは全員、原案書籍の中のノンフィクションはもちろんのこと、残された資料や記録に基づいて創作しています。個人の人格や人間性を再現することがテーマではなく、当時の状況とそこに生きる人々の葛藤を伝えることが主題の作品です。表現の理由と正当性については、然るべきタイミングでお話しすることになります」とした。

 ドラマは先月16、17日に放送したNHKスペシャル「シミュレーション 昭和16年夏の敗戦」。日米開戦直前に設立された首相直属の総力戦研究所が舞台となっており、猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」を原案に、池松壮亮演じる総力戦研究所の研究員を主人公に描いた物語だった。

 所長は陸軍中将の飯村穣が務めており、自由な議論を後押ししたとされるが、ドラマでは結論を覆すよう圧力をかける人物として描かれていた。

 飯村氏の孫が会見を開き、「歴史がゆがめられ、祖父の人格を毀損(きそん)するような描き方をされた」と抗議。放送倫理・番組向上機構(BPO)へ申し立てる意向であることを明らかにしていた。

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