すとぷりさとみソロライブグッズで初の“顔出し” アルバム&ライブで活動9年の集大成と新境地

[ 2025年9月12日 21:00 ]

初めて素顔のグッズを制作した、すとぷりのさとみ。新ソロアルバムのジャケット写真では、顔半分を公開する
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 2.5次元アイドルグループのすとぷりのさとみが11日、インタビューに応じて、9月24日発売のソロアルバム「S’s(エス)」と、27、28日の横浜アリーナでのワンマンライブについて語った。また、活動9年で初めて、本人実写を使ったライブグッズも制作。ライブや握手会以外では、初めて素顔を公開する。

 2.5次元アイドルの概念を超えた新グッズが、インタビュー場に置いてあった。さとみの素顔が大きく載ったうちわ、さとみの全身カットで制作されたアクリルスタンド…。「今回のアルバム、ライブは、9年も活動を続けて来られた自分からリスナー(ファン)への感謝がテーマです。グッズも既存の形にとらわれず、SNSや生配信でみんなからの要望を聞き取りして作りました」

 元来、2.5次元アイドル、通称・歌い手たちは、日常は自身のイラストやアバターで活動。直接ファンが会えるライブや握手会だけに本人が素顔で登場する。VTuberと同じく、いわゆる「顔出し文化」がないジャンルだ。それでも、さとみは大きな一歩を自らの意志で踏み出した。

 「すとぷりでのドームツアーや、後輩たちも一緒のSTPRファミリーでのドームフェスまでできた。ありがたいことに、考えられることはほぼ経験してきました。ここからさらに新たな挑戦、新たな可能性を切り拓くためにと、決断しました。ただ、自分の顔のうちわは、まだ照れくさいですね」と、笑いながら意図を明かした。

 挑戦はそれだけじゃない。2年ぶりのソロアルバムでは、さとみのSにちなんで、曲ごとにセクシー(Sexy)やスター(Star)など、「S」が頭文字のワードを表現した。すなわち、アルバム全曲でさとみの多面性を表現。すでにYouTube公式チャンネルに3曲のミュージックビデオ(MV)を公開したが、ファンたちからは「どの曲も、アニメの主題歌レベルの高い完成度」と好評。「どれがリード曲(表題曲)でもふさわしい。全曲の仕上がりに手応えがあります」と胸を張った。

 ライブも、さらに攻めている。2日間全4公演にそれぞれサブタイトルをつけて、内容も毎公演ごとに変更するという。1~3公演目の副題には、順番に歴代のアルバム名を付けて、各アルバムごとの楽曲を中心に構成。そこには「9年前からずっと推してくれた人に歴史を感じてもらうだけじゃない」狙いがあるという。「例えば、ミニアルバム発売のころには応援してくれていたけれど、近年は推し活から離れていたって人もいるはず。そんな方々でも、知っている曲が歌われると分かれば、また会いに来てくれるんじゃないかと。そして、来てくれたら感謝を伝えたい」と説明した。

 当然、より多い楽曲を覚えなければいけないし、ダンスの振り付けも何倍にも増える。「9年前に配信者として活動を始めたときは、ライブ自体も想像がつかなかった。ダンスは未経験からだったけど、すとぷりとして毎年ライブを積み重ねていくごとに、課題と反省点を見つけてやってきました。今回は、その集大成。自分ができる限界までパフォーマンスの幅を広める覚悟で取り組んでいます。言葉だけでなく行動でも感謝を伝えるために」と、毎日リハーサルに汗と知恵を絞っているところ。セットリストや演出を思案して徹夜することもしばしばだ。「体力づくりの毎朝のジョギングでも、ライブ当日に履く靴で走っています」と準備に余念がない。

 「顔出し」、「全公演で違う内容のコンサート」、いずれも2.5次元アイドル界では、異例の試み。ファンへの感謝だけでなく、「後輩や同業者たちの今後の指標にもなるような結果を残したい」。2.5次元アイドル界の先駆者すとぷりとしての矜持をのぞかせた。

 今月下旬には、誰も見たことがない、たどり着いたことがない新境地を披露してみせる。

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