佐々木八段 王将リーグ7人目の参戦 藤井竜王に挑む7番勝負と同時開催も「前期より内容良く」

[ 2025年9月5日 17:45 ]

王将戦2次予選決勝で稲葉陽八段(右)に勝利し、3期連続の挑戦者決定リーグ入りを決めた佐々木勇気八段
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 藤井聡太王将(23)=7冠=への挑戦権を争うALSOK杯第75期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社特別協力)は4日、大阪府高槻市の関西将棋会館で2次予選決勝が指され、佐々木勇気八段(31)が稲葉陽八段(37)に81手で勝利した。

 過去6戦全勝の稲葉戦は振り駒の結果、先手になった。戦型選択などで主導権を握りやすいはずだったが2手目、6手目と9筋の端歩を伸ばした稲葉に「一間飛車」を匂わされ、「序盤から一手一手難しい。受けの方針で戦ってみた」。先に角を成られて左香も手放したが、45手目▲8七銀、47手目▲8五桂と切り返して反撃開始。57手目▲8三角の飛車取りから59手目▲9四角成と左辺を制圧して優勢を自覚したという。稲葉は3度目の2次予選決勝進出だったが突破はならなかった。

 佐々木は3期連続の挑戦者決定リーグ進出。過去2期はいずれも負け越して陥落したが、それでも復帰した。「リーグは毎年厳しい結果が続いていて、前期は内容もよくなかった。前期より内容を良くしたい」と表情を引き締めた。

 そのリーグは例年、9月下旬に開幕。佐々木は10月3日に開幕する、竜王戦7番勝負で藤井への連続挑戦を決めており、2年続けて多忙な秋となる。

 竜王戦で藤井に7番勝負を挑みつつ、王将戦では計7人が総当たりで6局ずつ指すリーグで5勝以上を狙う。リーグは前期挑戦者の永瀬拓矢九段(33)、残留した西田拓也六段(34)、菅井竜也八段(33)、近藤誠也八段(28)にすでにリーグ入りを決めた伊藤匠叡王(22)、大橋貴洸七段(32)が参戦する。うち西田と菅井は、藤井が指さない振り飛車党のしかも第一人者で、それへの備えも練らないといけない。

 「昨年はあっという間に日が過ぎ、あっという間に11月になった。昨年のカレンダーを見ながら考えたい」

 7番勝負ではまだ敗退がない藤井から最多タイの2勝を挙げた昨年度竜王戦。開幕まで1カ月近くあるが勝負の秋へ向け、早くも気合十分だった。

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