木村文乃語る「ブレーキのあんばいが難しい」ドラマ「愛の、がっこう。」“人生遠回り”主人公の魅力

[ 2025年8月14日 18:48 ]

インタビューに応じた木村文乃(撮影・会津 智海)
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 【インタビュー】女優の木村文乃(37)主演のフジテレビ「愛の、がっこう。」(木曜後10・00)が好評だ。まじめすぎる教師・小川愛実(木村文乃)とホスト・カヲル(Snow Man・ラウール)の新しい形のラブストーリー。木村の視点で作品の魅力を深掘りしてもらった。(井利 萌弥)

 恋愛ものに出演した経験はほとんどないという木村だが、今作は「いわゆる恋愛とはちょっと違う」と評する。「人と人が関わりあって一緒に生きていく中の、一つの要素っていう意味合いの方が大きいなと思います。私の周りの人たちは、“恋愛ものはどう見たらいいか分からない”と言っていたんですが、見てみたら、そういう感じではなくて安心したみたいですね」と笑った。

 木村から見た愛実は「人生を遠回りしてる人」。「大体の人がきっとそうなんだと思うんですけど、小学生のときに、家までの帰り道で近道探したりするじゃないですか。でも、近道って、藪の中をくぐったり、塀を乗り越えたり、そういうところに行ってやっと見つかるもの。愛実は、遠回りをしてでも、絶対に安全な道を通るんです」とまっすぐな人物像を語った。

 しかし、安全な道を選ぶことは退屈と感じることもある。「愛実も“ここが整備されていて正しい道だから”と歩いているんですけど、藪の中をくぐる刺激だったり、違う景色を見ることにずっと憧れている」。そんな愛実を「選択しようと思えば選択できるのに、多数決を取ったら大半が正しいというような価値観に生きてしまっているから、窮屈だろうなって思います」と分析している。

 物語はハラハラの展開だ。両親の言う通りに生きてきた愛実だったが、カヲルと出会って別の歯車が動き出す。カヲルに文字を教えることで、教師の仕事とは別に“教える喜び”を感じるシーンから愛実の静かな情熱が伝わってくる。2人の微妙な距離感が視聴者のドキドキを呼んでいる。

 木村は演じる上では「2人して子供みたいに、無邪気にやっていた方が楽」と難しさも口に。「どっちもブレーキかけるんですよ。カヲルも、“自分はホストで愛実に足を踏み入れさせちゃいけない”、愛実も“私は教師だから足を踏み入れちゃいけない。ちゃんと一線を保たなきゃいけない”。だから行きすぎない。そのブレーキのあんばいを覚えるのが難しい」と好演の裏側を明かした。

 14日放送の第6話では、ついにカヲルと愛実が素直な思いを打ち明ける。これからどのように関係が変わっていくのか、2人の行く末が見逃せない。

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