新浜レオン 石巻で笑顔あふレオン! 観光大使就任&現地で復興応援ライブ

[ 2025年8月2日 05:00 ]

「渡波レインボーシアター」で復興ミニライブを行った新浜レオン(撮影・小田切 葉月)
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 歌手の新浜レオン(29)が宮城県石巻市の「いしのまき観光大使」に就任した。1日に同市役所で委嘱状を受け取り、復興応援ライブを開催した。石巻は2011年の東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた。7月30日にはロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震の影響で津波警報が発令され、鳴り響くサイレンの音などで当時の記憶がよみがえった人も多い。影を落とす出来事が起きた石巻に、歌で元気を届けた。

 太陽が照りつけるライブ会場に、新浜の爽やかな歌声が響いた。「“笑顔あふレオン”なステージにしたい!」と意気込み、観客の前に勢いよく飛び出した。最新曲「Fun! Fun! Fun!」の「WAKI WAKIダンス」を地元の子供たち60人以上と踊り、「この瞬間を迎えることができて本当にうれしい!」と大喜びした。

 東日本大震災から14年。石巻市ではハード面の復興は進んだが、被災した人たちの心のケアなどの課題は残されている。そんな中、新浜の明るい人柄や歌に魅せられた地元の人々らが「新浜レオンに石巻を元気にしてもらいたい」と考え、今年2月に後援会を設立。6月の仙台公演に石巻市と東松島市を中心に活動するダンスチームが参加するなど交流を重ね、今回の復興応援ライブの開催や観光大使就任につなげた。

 新浜は「みやぎ東日本大震災津波伝承館」も訪れ、語り部の斎藤敏子さん(84)の話に耳を傾けた。震災直後の映像も食い入るように見つめ、「実際に足を運んだことで、自分の予想をはるかに超える恐怖だったことを知った」と話した。

 ライブだけでなく、少年野球チームの選手とキャッチボールをするなどして子供たちと交流した。観光大使としてこれからも石巻に足を運ぶ。「僕にできることは歌を歌うこと。元気や笑顔を届けながら、震災の記憶を次の世代につないでいきたい」と力を込めた。地元の人から「がんばレオン!」と声援を受けると、満面の笑みを返していた。(小田切 葉月)

 ≪自身は船の上「不安だらけ」≫新浜自身も今回の津波で恐怖を経験した。全国に警報が発令された時、クルーズ船での特別公演で和歌山沖にいた。「寝ていたらスマホの警報アラートが突然鳴った。驚きに加えて、海の上で津波が来たら大丈夫なのか。石巻に行けるのか…不安だらけでした」と振り返る。前日31日に仙台港到着予定だった船は、津波注意報が解除されなかった影響で急きょ到着地が東京港に変更。新浜は新幹線で石巻に向かった。

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