漆山拓実 「ちはやふる」で連ドラ初レギュラー 昨年芸能界入りの注目株「共演者にこの先負けたくない」

[ 2025年7月31日 12:00 ]

「ちはやふる-めぐり-」に出演する漆山拓実
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 俳優の漆山拓実(17)が日本テレビドラマ「ちはやふる―めぐり―」(水曜後10・00)で初の連ドラレギュラーに挑んでる。昨年4月に芸能界入りしたばかりの現役高校生。インタビューに応じ、俳優を目指したきっかけや目標などを語った。

 出演は昨年行われた、参加者総数約2000人のオーディションで勝ち取った。「まだ日も浅く、受かると思ってなかった。合格と聞いて驚きと同時に、素直にうれしかったです」とはにかんだ。演じているのは、競技かるたの古豪・北央学園の筋トレマニアの柊伊吹だ。

 今作は高校生が競技かるたに挑む青春物語。16人の高校生役には主演の當真あみ(18)をはじめ、原菜乃華(21)、齋藤潤(18)ら若手売れっ子も名を連ねている。漆山は一番の“新人”だった。それ故に全てが学びになる。「近くで皆の演技を見ていると、やっぱ凄くて、片っ端から目に焼き付けました。演技に対する姿勢も皆に聞いて、現場での振る舞いなども学べるものは全て吸収する思いでした」と貪欲な姿勢を見せた。

 俳優を志したのは、小学6年時に映画館で観た「キングダム」がきっかけ。上映後、自然と拍手が起こる中で「拍手を受ける側になりたい」と夢描いた。中学時代はテニス部に打ち込んだものの、卒業後に改めて俳優への思いを自覚し、2023年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に参加し審査員特別賞を受賞。1メートル80を超える身長と端正な顔立ちに引く手あまたで、数多くの芸能事務所からスカウトを受け、昨年の4月に今田美桜(28)らがいる「コンテンツ・スリー」に所属した。

 念願の俳優への道を歩み始めたが、苦戦続きだった。「いざ演技をやってみると、右も左も分からなくて、体が固まってしまいました」。ワークショップへの参加や、毎日のように本、映画、ドラマに触れることで、芝居やせりふへの理解を深めた。もがく中で、独自のボイスレコーダーを用いた特訓も編み出した。「自分の声を録音して客観的にどう聞こえるかを追求しています。同じせりふを感情なしとありのそれぞれで吹き込んでどう違いが出るか試行錯誤して研究しています」

 役にも徹底的に向き合った。もともと週3回は行っていたという筋トレが趣味でオーディションでもアピールしていたところ、与えられた役は筋トレマニア。説得力を持たせるため、筋トレを週5回に増やし、食事面も意識。「体脂肪も一桁でベストの状態に仕上げました」

 百人一首についても「演技がまだまだなだけに、ここだけは負けない気持ちで誰よりも早く全て覚えました」。競技かるた古豪の部員の役どころだけに、そのまま役作りにつながった。実際の試合観戦にも足を運び、全日本かるた協会が展開する「かるた会」への入会も望んだ。「募集の関係で入会できなかったのが心残り」と残念がったほど、のめり込んでいた。

 自身の長所を「負けず嫌い、芝居に対する貪欲さ」と分析。まさに撮影現場での姿勢、俳優としての特訓、役作りのエピソードにはその長所が反映されていた。

 当面の目標は「現場での経験を全部自分のものにしていきたい。自分の良さももっと知っていきたい」と一歩ずつ進んでいくことだ。そして、大きな目標もある。俳優を目指した原点でもある映画において「5年以内に日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を目指したい」

 3部作で製作された映画「ちはやふる」シリーズに出演していた若手キャストは今や一線で活躍中だ。連ドラキャストにも同じようなルートが期待される。「まだ一番下にいるかもしれないですが、ここから先は絶対負けたくない」と闘志を燃やした。

 負けず嫌いと貪欲さを武器に「ドラマ撮影中にも成長できてたと思います」と胸を張る。まさに成長期真っただ中。さらなる飛躍に大きな期待がかかる。

 ○…今作の榊原真由子プロデューサーは漆山について「キャリアが浅いと気付かないくらい落ち着いていて、お芝居もナチュラルだった」と評価。男子校でもある北央学園には「かるたへの熱の高さ故に、“甘い考えのヤツらは許さない”というヒール感が欲しかった」と明かし、「そこにハマると思った」と起用理由を明かした。また、かるた会への入会を試みた漆山の熱量には気圧されたというも「それくらい前のめりに取り組んでくれて素晴らしいの一言です」とうれしそうに話した。

 ◇漆山 拓実(うるしやま・たくみ)2007年(平19)9月7日生まれ、東京都出身の17歳。幼少期はロンドンで過ごす。24年にテレビ朝日系ドラマ「年下彼氏」でデビュー。趣味はトレーニング、サウナ。1メートル81。

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