松下奈緒 テレ朝ドラマ「大追跡」でのキャラ変話題も変わらぬ現場愛

[ 2025年7月30日 05:30 ]

柔らかな笑顔を見せる松下奈緒(撮影・会津 智海)
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 女優の松下奈緒(40)がテレビ朝日の主演ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(水曜後9・00)で見せている多彩な表情が話題だ。捜査一課の主任役で、上司には絶対服従するが、専従組織のSSBCには高圧的。だが、SSBCの新メンバーがキャリア組だと知った途端に腰が低くなる。視聴者からも「態度の急変が面白い」と評判だ。

 大森南朋(53)と嵐の相葉雅紀(42)が演じるSSBCのバディに振り回される姿が滑稽にも映るが、「コメディーと思ってはやってない」とコミカルに演じているわけではない。「2人に全力で反応することを意識しています。結果としていとおしく、面白く見えることは一つの成功だと思います」と手応えを口にした。

 女優のほかにも、ミュージシャンや旅情報番組の司会としての顔も持つ松下。今作でも上司や部下に向ける表情に加え、大森と元夫婦という役どころの「元妻」として、その間に授かった長女を育てている「母親」として、いろいろな顔を見せる役柄に通ずる部分がありそうだ。

 クールでキリッとしたたたずまいとは裏腹に、私生活では「おなかがすいたら食べる。眠い時は寝る」と気分で動く「自然児」を自称する。それだけに「ルールにとらわれたくない」という性格だが、今作の舞台となる警察組織は厳しい規律がある縦社会。苦手な世界観かと思いきや「“はい!”と言うしかないのは、それはそれで気持ちいい」と演技を楽しんでいる様子。「規律ある中での立ち回りを役を通して考え、学ぶことも多い」と充実している。

 原点はヒロインを務めた2010年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。自身の出世作を「一つの役を長い間演じる怖さ、大変さ、楽しさを教わり、乗り切れたことが自信となり、お芝居がより好きになった」と振り返った。それから15年間、「現場が大好き」とワクワクし続けている。

 「相棒」「特捜9」「刑事7人」など、人気刑事ドラマを生み出してきたテレ朝の水曜午後9時枠で10年ぶりに始まった新シリーズ。松下がコロコロと変えていく表情がアクセントとなり、視聴者を引きつけている。(山内 健司)

 ◇松下 奈緒(まつした・なお)1985年(昭60)2月8日生まれ、兵庫県出身の40歳。東京音大在学中の04年に日本テレビドラマ「仔犬のワルツ」で女優デビュー。07年の映画「ピアノの森」の主題歌「Moonshine~月あかり」で歌手デビュー。テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」には23年4月から出演中。血液型AB。

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