スポーツ少女からベーシストへ――きっかけはSCANDAL ラストランプ・ayaka“遅いスタート”を支えた努力

[ 2025年7月29日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】「ベースいらないかもって思った」――ラストランプ・ayakaが選んだ、“頑張らない”ことで届く本当の音色(撮影・marina)
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 4人組ガールズバンド「ラストランプ」のベーシスト・ayakaが、新曲「白夏」(すさなつ)のリリースを記念してスポニチ東京本社でソロインタビューに応じ、音楽を始めた原点を語った。学生時代はバレーボールに打ち込む青春時代を過ごした。そんなスポーツ少女が、ある日テレビでガールズロックバンド「SCANDAL」を目にし、運命が大きく変わった。

【ayaka連載①】「ベースいらないかもって思った」

 学生時代バレーボール部に所属。中学時代から習い事もスポーツばかり。音楽とは縁のない生活だった。

 ちょうど高校卒業後の進路を考えていた時、ふと目にした音楽番組に釘付けになった。映っていたのはガールズバンド界をけん引していたSCANDAL。4人の奏でるロックに心が震えた。「可愛くてかっこいい女性がバンドをやってるっていうのが衝撃で、『私これやる!』って思ったんです。その瞬間に、音楽の専門学校に進もうって決めました」

 最初に手にしたのはギター。歌うことが好きで、ギターボーカルに憧れていたが、コードの難しさに直面し、思うように弾けなかった。そこで、弦が4本で少しシンプルに思えたベースに触れたことが転機となった。

「当時はベースって楽器をよく知らなかったんですけど、なんとなく弾けそうって思ったのが始まり。でも今では『ベースで良かったね』って言われることも多いし、本当に奥が深くて面白い楽器だと感じています」

 比較的遅いスタートだったからこそ、周りと比べて自信をなくすことも多かった。それでも「人と比べない」を意識し、毎日楽器に触れる習慣を続けた。テレビを見ながらでも指を動かし、好きな曲をコピーすることでワクワクを忘れない。初めてコピーした曲はSCANDALの「DOLL」。好きなアーティストになりきって演奏した瞬間の感動は、今でも鮮明に覚えている。

 専門学校卒業後はしばらくアルバイトを掛け持ちしながら音楽を続ける苦しい時期もあった。それでも音楽を辞めたいと思ったことはない。ライブで「ここが良かった」と言ってもらえることが、続ける意味を与えてくれた。

 ラストランプ加入のきっかけは、都内のライブハウスで店長をしていたプロデューサー・遊佐駿介氏からの誘いだった。メンバー全員が前身バンドで解散や活動休止を経験していた時期、人との縁がつながって結集された。2021年、ラストランプがその歩みを始めた。

 人生で大切にしている言葉は「ワクワクし続けたい」。音楽とボディメイクという二つの軸で自分らしさを築いている。ちなみにボディメイクの大会に出場した経験もあり、自信のある筋肉は肩の三角筋フロント部分だそうだ。

 「年齢や性別に縛られず、自分がワクワクすることを素直にやりたい。それを恥じずに続けることが、私の大事にしていることです」。スポーツ少女から音楽の道へ。“私これやる!”という衝動が、今もラストランプのベーシストを走らせている。

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