「ベースいらないかもって思った」――ラストランプ・ayakaが選んだ、“頑張らない”ことで届く本当の音色

[ 2025年7月29日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「ベースいらないかもって思った」――ラストランプ・ayakaが選んだ、“頑張らない”ことで届く本当の音色(撮影・marina)
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 4人組ガールズバンド「ラストランプ」のベーシスト・ayakaが、7月16日にリリースされた新曲「白夏」(すさなつ)について、スポニチ東京本社でのソロインタビューに応じた。

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 タイトルは沖縄・八重山で初秋を指す「白夏」に由来。花火が散る瞬間や、夏から秋へと移ろう景色や空気感の儚さを、心の変化と重ねて描かれている。疾走感の中に切なさを含むメロディーとピアノが美しく響き、静かな余韻が印象的な楽曲となった。

 「デモが上がってきた時点で、今までにないほど完成された印象で、正直『ベースいらないんじゃないか』って思ったくらいでした(笑)」。ayakaは完成したデモ音源を初めて聴いたときの率直な印象をこう打ち明けた。

 これまでの楽曲では、指弾きの動きあるラインで主張する演奏が持ち味だった。しかし今回は、弾くのではなく、あえて“音数を引く”勇気とも言えるアプローチを選んだ。「今回は、シンプルにルート弾きを心がけました。頑張らない、弾きすぎないことをあえて意識しました」

 “頑張らない”ことで、メロディや歌詞がまっすぐ届くような仕上がりになった。「初披露した際には、YouTubeで聴くのとライブで聴くのとでは全く印象が違う、という感想をいただきました。私、普段はベースを弾きながらコーラスもするんですが、今回はシンプルなベースにした分、歌にも集中できて、お客様の顔がいつもより見えたんですよね。すごく素直な気持ちで演奏できました」

 新曲の歌詞は恋愛がテーマ。サビではボーカルと同じ歌詞を下ハモで重ねるコーラスを担当し、淡く切ないメロディに寄り添う声が、曲の世界観に深みを加えた。

 「今までの私たちにはあまりない雰囲気の曲で今回のベースはいい意味で頑張りすぎず、歌詞やピアノの音色をストレートに届けたいって思いました。かっこよくも聞けるし、しっとり夜に考えごとをしている時にも合う。どんなシチュエーションでも聴いていただける1曲になったと思います」

 “頑張らない”ことに意味がある。ayakaの逆説的な挑戦が、ラストランプの新しい表現を切り拓いている。

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