河内家菊水丸 万博リング上で河内音頭歌唱 「夢のような空間」 55年来の念願かなえる

[ 2025年7月28日 20:13 ]

<大屋根リング盆踊り>笑顔をみせる(左から)吉村大阪府知事、河内家菊水丸、横山大阪市長(撮影・岸 良祐)
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 伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(62)が28日、大阪・関西万博の大屋根リングで念願だった盆踊りの音頭取りを務めた。1周2キロある世界最大の木造建築物上に国内外から8000人が参加して実施。万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に添って「いのち輝く未来社会音頭」を歌唱した。

 府内の全市町村が連携して大阪の魅力を伝える25~29日の「大阪ウィーク」の一環。菊水丸は1970年万博での盆踊りのプログラムにソーラン節や花笠音頭、阿波おどりなどがあったのに地元大阪の河内音頭がなく、小学2年生ながら傷心を負った記憶を回想。「他の民謡が呼んでもらえたのに河内音頭は呼んでもらえなかった。今回は河内音頭だけ。河内音頭の悲願を達成した」と55年来の思いをかなえた感慨を語った。

 踊りに加わった吉村洋文大阪府知事は「河内家吉村丸」、横山英幸大阪市長を「河内家横山丸」と名付けて菊水丸名誉一門に加え、「名刺に刷ってもらっていいですよ」。特に吉村氏からは一昨年8月、スポニチ紙上で行った万博へ向けた対談で「大阪の夏といえば盆踊り。盆踊りといえば河内音頭。河内音頭といえば菊水丸さん」と出演オファーされた経緯があった。

 当初、会場は屋外イベント広場「EXPOアリーナ」を予定。幼少から河内音頭に親しんだ河内長野市出身の吉村氏が、「リングを櫓(やぐら)にしよう。輪になろう」と発案して変更された。「夢のような空間」。エンディングに花火も打ち上げられた公演を菊水丸はそう表現した。

 応援団として、漫才師の西川きよし一家やNMBが参加した。きよし(79)は「前回万博で(元相方の)横山やすしさんとお祭り広場で司会をさせてもらった。2回も体験させてもらえてありがたい」。30分間の盆踊りの締めのあいさつでは「世界中が平和で笑顔になれますように」と訴えた。

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