TBS日曜劇場ドラマPが語る松本潤の凄み スタッフ全員の名前を把握「人を一瞬で引き込む強さある」
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嵐の松本潤(41)主演のTBS日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜後9・00)の第2話が27日に放送される。同作を手がける岩崎愛奈プロデューサーが、原作との出会いからキャスティングの裏話を語った。
同作は、富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)を原作に、「コウノドリ」シリーズ(TBS系)の坪田文が脚本を手掛ける。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。
――原作に初めて出会った時、どのような点にひかれましたか?
「本当に優しくて柔らかい、でも芯のある物語だなと感じました。今までにないタイプの医療ドラマになると思いましたし、実は原作を読むまで『総合診療医』という存在を知らなかったんです。でも、こういうお医者さんがいてくれたら、救われる人はきっとたくさんいるだろうなと感じました。
私自身、入院や手術の経験があって、そういう時ってやっぱり不安やモヤモヤ、イライラといったネガティブな感情が心の中に押し寄せてくるんですよね。そしてすがるような気持ちで医師を頼って病院へ行く。そういう心の部分まで見てくれる先生って本当にありがたい存在だと思いますし、総合診療医という存在を知って、“凄くいいな、身近にいてくれたらいいな”と思ったんです。
そして主人公の徳重晃先生の柔らかさと芯の強さを併せ持っている姿に触れた時、“こういう主人公の物語をドラマとして世に送り届けられたら、世界がもっと優しくなるんじゃないかな”と、そんな希望の光のようなものを感じて、凄くひかれました」
――映像化するにあたって、大切にしたいと感じたテーマや視点はありましたか?
「原作を読んだ時に受け取った柔らかさや優しさ、そして芯は、絶対に大切にしようと最初から決めていました。そして、徳重先生をはじめとする医師たちの人間味ですね。漫画の中の人物たちが凄く生き生きとしていて、人としてちゃんとそこにいる感じがしたので、ドラマの中でも“この人たち、どこかに実在するかも”と思ってもらえるような、リアルな人物像にしたいと思いました。この世界のどこかにいる、と感じてもらえるような存在として描くことで、医療の現場が身近に感じられたらいいなという思いがありました」
――総合診療医を描くにあたって、どのような準備をされましたか? また、印象に残っている言葉などがあれば教えてください。
「まずは、私たち自身がしっかりと勉強しなくてはと思い、たくさんの医療従事者の方に取材をさせていただきました。今回監修に入ってくださっている総合診療医の生坂政臣先生や内倉淑男先生をはじめ、さまざまな診療科の先生方からもご意見をいただいて、アンケートを実施したり、総合診療医に対するイメージを多角的に集めたりしました。
その中でも印象的だったのが、生坂先生の“ドラマで総合診療医を扱ってもらえることが、本当にうれしい。総合診療医の存在がもっと世の中に知られていったら、救われる人はきっと多いし、世の中の役に立てる。医療界が少しずつより良い方向に変わっていくことができると信じているから、総合診療医を広めてほしいし、そのためならいくらでも協力をします”という言葉に、心から励まされました。
私も原作を読んだ時に感じた、“総合診療科がもっと世の中に広まったら、世界はきっと今よりも優しく、温かい場所になるんじゃないか”という思いと合致したんです。だからこそ、生坂先生の言葉に深く共感しましたし、先生方のお力をしっかり借りながら、ある使命を持ったドラマとして取り組まなくては、と思いました。
そして、総合診療科の先生たちに“このドラマがあって良かった”と思ってもらえるような作品にしたい。おこがましいかもしれませんが、“医療の未来は明るい”と感じてもらえるような、そんな希望を届けられる作品にしたい。そんなふうに強く心に誓ったことを覚えています」
――脚本は坪田さんが担当されています。脚本を読んでどんな印象を持ちましたか?
「坪田さんが書いてくださる言葉は、温度があって、血が通っていて、優しさと強さがあって……気づかぬうちに心が解かれてしまうような力があるんです。台本の打ち合わせの時に、みんなが泣いてしまう瞬間もありました。それぞれが経験した病気や喪失の体験やその時の思いを話して共有する場面も多くて、そうした話を坪田さんが丁寧にすくい取って、言葉にしてくださっている感覚があります。坪田さんの中にも徳重先生を感じるんですよね。坪田さんとは一緒に脚本を作っていく中で、徳重先生の問診のシーンを物語の肝として凄く大切にしています。生坂先生が、“患者さんと向き合い問診するときに、患者さんが憑依(ひょうい)するような感覚がある”と仰っていたんです。その言葉をヒントに、徳重先生が患者さんの世界に入っていくような描写を、どう映像として表現していくかを繰り返し話し合いました」
――徳重先生役に松本潤さんを起用された理由を教えてください。
「これまでの日曜劇場は主人公が巨悪に立ち向かったり、最前線で世界を切り拓いていくような物語が多かったと思うんです。でも今回は打って変わって柔らかくて優しい、暖かい温度のあるアプローチの物語になる。それを日曜劇場でやるというのは、凄く大きなチャレンジでしたが、あえて挑戦してみたいと思いました。
そうした今までと違う新しい一歩に挑むには物凄い勇気とパワーが必要。そこで思い浮かんだのは、たたずまいやまなざしに、見ている人を一瞬で引き込む強さがある松本さんでした。これまでもまなざしが印象的な方と思っていたので、松本さんが徳重先生となってどんな問診をするのか見てみたかったというのも理由の一つです。松本さんと一緒なら、日曜劇場の新しい1ページを開けるかもしれないと、お願いしました」
――松本さんが「徳重先生に見えた」瞬間はありましたか?
「やっぱり問診のシーンで、そう感じさせられました。松本さんの声や話し方がとても優しく落ち着いていて、それに加えてただ優しくて親切なだけではない強い何かがまなざしの中にもあって、一気に引き込まれたんです。徳重先生と患者さんの間に流れる空気が変わると言いますか、徳重先生が患者さんの心の中にそっと入り込んで、よろいのひもをスルスルと解いていくような感覚になりました。
そして同時に、ただ寄り添うだけでなく、“治す”という目的に真っすぐ向き合う鋭さもにじんでいて。柔らかさの中にあるその芯の強さが、他の誰でもない徳重先生でした」
――滝野みずき先生役の小芝風花さんについてもお聞かせください。
「小芝さんは明るくて親しみやすい印象がありましたが、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)で花魁役を演じられている姿を見て、表現の幅に驚かされました。感情の動きがにじみ出てくる表情一つ一つが凄く繊細で、一気に心を奪われたんです。
今回の滝野先生は、理想と現実の狭間で悩みながらも懸命に生きている、今の時代を象徴するような存在だと思っています。等身大で、視聴者の方が一番共感するキャラクターなのではと位置付けていたんです。だからこそ圧倒的なリアリティのある血の通った人物でないといけないと思っていました。その役を小芝さんにお願いできて本当に良かったと思っています」
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「とてもいい空気が流れていて、その中心にいるのは松本さんです。スタッフ1人1人の名前を覚えてくださっていて、冗談を言って場を和ませたり、真剣な場面では自然と士気を高めてくれたりと、自由自在にその場の空気を操ってしまう不思議な力のある方。さらに、いつも物凄い視野の広さで細かいところも全て見ていて、さりげなく全方面に気を遣ってくださったりする。本当に頼りになる座長です。
松本さんがいることで、スタッフもキャストもみんなより良いドラマにしたい!という思いが強くなっていると思いますし、そのために自分に何ができるかを考えて、柔軟になって、さまざまなことにチャレンジしようという空気になっていると思います。
いつもどこかからで明るい笑い声が聞こえる和やかな現場ですが、いざという時は全員がピシッと集中して、同じ方向を見て進む。とてもいいバランスが生まれています」
――最後に、このドラマを通して伝えたい思いを教えてください。
「今の時代、つい頑張り過ぎてしまう人が多いと思うんです。常に忙しなくて、どこかドライで、自分のことすら大事にできない時があるなと。だから、このドラマを見て、少しでも肩の荷を下ろしてもらえたらいいなと思っています。
日曜の夜って、1週間が終わってやっと少しだけ休めたと思ったら、間髪入れずに明日からまた新しい1週間が始まる…。ちょっと不安で、ちょっと心が重くなる時間帯だと思うんですね。だからこそ、このドラマがその夜に、温かい気持ちで寄り添うことができたらいいなと。このドラマを見て、少しだけ優しい気持ちになって、安心して眠って、“明日からもなんとかやっていけそう”と思ってもらえたら。それが何よりです。
あとは、今の社会ってとても良くできているけれど、実は完成形じゃないと思うんです。医療もそう。だけど完成形だと信じてしまっているから、変えようとすることに臆病になる。でも、柔らかい物語の中だからこそ、その『変わっていく必要があること』も“尖った争いではなくて柔らかさで変えていくこともできるのかもしれない”という思いを静かに、でも強く、込めていけたらと思っています」
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