石川五段 6期目で初の2次予選進出 王将戦で狩山五段に勝利

[ 2025年6月3日 19:07 ]

ALSOK杯第75期王将戦 1次予選決勝 ( 2025年6月3日    関西将棋会館 )

王将戦1次予選決勝で狩山幹生五段(左)に勝利後、感想戦をする石川優太五段
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 将棋のALSOK杯第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の1次予選決勝が3日、大阪府高槻市の関西将棋会館であり、石川優太五段(30)が狩山幹生五段(23)に137手で勝利した。石川は6期目の王将戦で初の2次予選進出を決めた。

 戦型は先手・石川のゴキゲン中飛車に進んだ。石川が穴熊、狩山は高美濃に囲い、石川が飛先の歩を交換した後の35手目、▲5八金左と飛車の利きを閉ざして自陣整備を優先した。

 狩山が△5二飛と回って5筋が素通しになり、盤上の緊張感が一気に高まると、石川は前例の▲5七金ではなく、▲4八金寄を選択。強気に飛車をぶつけた。

 飛車交換の後、石川の右金は5九へ移動し、囲いから離れたが終局後、「お互い妥協せず指したら交換になった。強気に行けた」。その後も長い中盤戦が続くが、手駒にした飛車を41手目▲6一飛と打ち込んで狩山の右香を確保した後、53手目に竜を切り飛ばして強気の攻めを貫いた。

 「普通かなと思った」。狩山は52手目△3五飛と敵味方の駒が密集する狭い空間へ大駒を打ち込み、78手目では△3一飛。岡山県倉敷市出身の同郷・大山康晴十五世名人を連想させる受け将棋を展開したが、届かなかった。石川陣は穴熊ながら右金が逆サイドの6九へいくという、堅さと広さを兼ね備えた。「相手王が見ない形で、勝ちにくい将棋だったかも知れない」と狩山は振り返った。

 「ここまで残れるとは思ってなかった。いつも通り頑張れれば」。初戦から長岡裕也六段、船江恒平七段、福崎文吾九段、古賀悠聖六段、狩山と連破した石川は例年6人で1枠を争う、挑戦者決定リーグ入りを懸けた戦いへ駒を進めた。

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