「あんぱん」豪ちゃん刻んだ静かなる熱演「強烈なインパクトを」細田佳央太の“野心”働き方改革にも意欲
「あんぱん」原豪役・細田佳央太インタビュー
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女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は今月21日、第38回が放送され、若き石工・原豪の戦死が判明。出征前夜にようやく結ばれ、最愛の人の生還を待ち続けた朝田家の次女・蘭子(河合優実)の“正義は逆転”した。豪と蘭子の“新規回想”は反響を呼び、視聴者も涙。自身のキャリア最少台詞の難役ながら、豪ちゃんの生き様を見る者の心に刻み込んだ俳優・細田佳央太(23)に撮影の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
細田は4歳から芸能活動を開始。19年公開の映画「町田くんの世界」(監督石井裕也)の主演に、1000人超の応募者の中から抜擢され、各映画賞(新人賞)を席巻。21年4月期のTBS日曜劇場「ドラゴン桜」で東大合格を目指す昆虫好きの心優しき生徒・原健太役を好演し、感動を呼んだ。
朝ドラは今回が初出演。「キャスト、スタッフの皆さんが素敵な方ばかりで、変な緊張感もなく、リラックスして撮影に臨むことができました。現場に行くのが毎日楽しみでした」と笑みを浮かべた。
共演シーンが多かった師匠・朝田釜次役の吉田鋼太郎は、シェークスピアなど巨匠・蜷川幸雄氏が演出を手掛けた舞台作品の常連。「もちろん声の出し方や通り方もあると思いますが、感情を一気にマックスに持っていくお芝居を間近で拝見して、あらためて凄いなと実感しました」と驚嘆。第7回(4月8日)、自分が大食漢のため朝田家に迷惑を掛けると責任を感じた豪が「親方、わしをクビにしてください」と告げると、釜次は「何言いゆうがな!」と怒気を帯びながら問いただした。
「あのシーンは説教というよりも、豪を朝田家の一員として認めている釜次さんの思いやりを強く感じて。吉田さんのエネルギーの出し方、感情の起こし方には本当に圧倒されました」
23年には「どうする家康」でNHK大河ドラマ初出演。主人公・徳川家康(松本潤)の長男・松平信康役を好演し、家康の人生を変える中盤のクライマックス「信康・築山殿事件」を見事なまでに全うした。
作品の中で生涯を終える役は、信康が自身のキャリア初。当時の記者のインタビューには「あくまで死ぬのは役なんですけど、僕は信康のことが大好きだったので、どうしても人ごとにできなくて。最初の頃は『死にたくない』とばかり思っていました。ここまで役に入ってしまったのは初めてです」と語っていたが、今回は「一度、信康で経験したからなのか、豪の最期が直接的には描かれていないからなのかは分からないですけど、それほどネガティブなことは感じていませんでしたね。それよりは、もっと欲深いことを個人的に考えていました」と切り出した。
今回、柳井嵩の弟・千尋役のオーディションに、今後のエンタメ界を背負う新進気鋭の俳優数十人が集結。実は細田も参加していた。
制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは「細田さんの演技や静かだけど内に熱を秘めている佇まい、真摯な人柄が豪というキャラクターに絶対ハマる確信があって。細田さんが黙々とノミを打つ姿が浮かんだんです。中園さんや演出陣とも考えが一致してオファーさせていただきました。既に多方面で活躍されている細田さんが台詞の少ない役で出演してくださるか心配もありましたけど、受けてくださって。(豪と蘭子の想いが通じ合う)第29回は我々も皆、試写段階から号泣で、細田さんが豪で本当によかったと感謝しています」と起用理由を明かし、絶賛してやまない。
細田は「もちろん最初は悔しさもありましたけど、だからこそ、豪が退場する時には視聴者の皆さんに強烈なインパクトを絶対残したいと心に秘めていました。そのぐらい精神的な余裕はあって、信康を演じた経験は確実に生きていると思います」。本人は信康や豪のような好青年だが、この世界を生き抜くために不可欠な“野心”も兼ね備えている。
最後に今後の展望を尋ねると、長期的な目標を2つ明かした。「芝居がうまくなりたいという欲求を持ち続けるのはもちろん、作品作りに携わる人たちの労働環境をもっとよくしていきたいと考えています。映適(日本映画制作適正化機構、23年4月に運用開始)も始まったばかりですし、働き方の満足度はまだまだ上げることができるはずだと思います」。若武者の言葉が実に頼もしかった。
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