宝塚星組新人公演「阿修羅城の瞳」で稀惺かずと熱演

[ 2025年5月15日 20:51 ]

宝塚大劇場
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 宝塚歌劇団星組公演「阿修羅城の瞳」の新人公演が15日、兵庫・宝塚大劇場で行われ期待の若手男役・稀惺かずと(きしょう・かずと)が2度目の主演を果たした。

 同公演は歌、芝居、ダンスと3拍子そろったトップスター・礼真琴(れい・まこと)の退団公演で、劇団☆新感線との初コラボでも注目の舞台。稀惺はテンポのいいセリフ回しも滑舌よく、よく通る歌声を響かせ“鬼殺し”病葉出門(わくらば・いずも)を熱演。緩急の効いた芝居でも魅せた。

 カーテンコールでは「山積みの課題に、私たちにはいくら時間があっても足りなくて、間に合わないのではないか?と何度も何度も思いました。」と吐露。「尊敬してやまない礼さんのご卒業公演という大切な作品で、新人公演メンバー全員が尊敬する上級生の方々のまなざしや舞台に対する姿勢を目に焼き付け、舞台に向き合うことの厳しさと尊さを学ばせて頂く日々でした。これからも、自分たちの限界に向かって突っ走っていきたい」などとあいさつ。最後は「出門の自分の定めに真っ正面からぶつかっていく姿に救われていました。本当に温かい皆さまから頂くお言葉に自分が応えられているのだろうか?と。自分に託して頂いた定めをしっかりまっとうできているのか?と何度も頭をよぎりました」などと声を震わせた。

 ヒロインで、出門とは妖しくも独特の世界観を繰り広げた「闇のつばき」役には、次期トップ娘役の詩ちづる(うた・ちづる)が好演。本公演では、次期トップの暁千星(あかつき・ちせい)が演じているとあって力強い歌やセリフ回しで客席を引き込んでいた。

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