【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第13話 目に見えぬ“圧”言葉で隠せぬ“心”瀬以の咆哮 検校闇堕ち

[ 2025年4月6日 17:45 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」大河絵第13話 目に見えぬ“圧”言葉で隠せぬ“心”瀬以の咆哮 検校闇堕ち
Photo By スポニチ

 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第14話が6日に放送される。先週の第13話は検校と瀬以の間に…。表情や言葉の“圧”“深さ”に圧倒された場面を、石井さんが描いた。

 同作は「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。主演を務める横浜流星(28)はNHKドラマ初出演。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 先週の第13話は「お江戸揺るがす座頭金」。鱗形屋(片岡愛之助)が再び偽板の罪で捕まった知らせを受ける蔦重(横浜流星)。一方、江戸城では意次(渡辺謙)が平蔵(中村隼人)に座頭金の実情を探るよう命じる…という展開だった。

 「ウソばかりの女郎声など聴きとうない」

 強烈な言葉を愛する瀬川=瀬以(小芝風花)に吐き出す鳥山検校(市原隼人)。求めるもの全てを与えてもつかむことができない「心」。ここまで我慢していた思いが破裂し、嫉妬の鬼と化すように自身に対する怒りも含めた激しい感情を抑え切れなくなった検校は、瀬以に蔦重との仲を問いただした。

 「重三は…わっちにとって光でありんした」

 これまた残酷な言葉を放った瀬以。どんなに笑顔で取り繕っても本当の心の中を感じ取られてしまうことが分かっての、覚悟の言葉だった。

 互いを思う気持ちに偽りはなく、互いの存在が「光」であるにも関わらず、愛する瀬以に刀を突き付け、蔦重と過ごしてきた吉原での日々で染みついた言葉で涙ながらに本心をさらけ出す…。悲しく切ない2人のぶつかり合いに、胸を締め付けられたオジサン編集者2人は、幕府パートもそろそろ描きたいと思っていた考えはどこへやら。ジワジワと恐ろしい圧で迫る検校と、言葉遣いではかなき思いを表現する瀬以に首ったけ。「石井さん…」。問いかけるや否や「検校と瀬以ですね」と、まるで検校のごとくオジサン2人の心の中を“見透かし”ニッコリ。続けて「私もそう思いました」と気遣いの一言。

 石井さん「大当たりのコンコンチキ!」

 それにしても検校には恐ろしい中に「品」があるが、当道座の一部勢力による高利貸しの実態が明らかになる中で、丸刈り頭の面々の取り立ての怖いこと怖いこと。旗本の森忠右衛門と虎太郎の父子の悲劇に田沼は…。幕府パートと吉原パートのストーリーが完全に“クロス”する日は――。

 第14話は「蔦重瀬川夫婦道中」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

「横浜流星」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年4月6日のニュース