【王将戦第5局】藤井聡太王将が50手目封じる 2日目のポイントは?

[ 2025年3月8日 18:07 ]

<ALSOK杯第74期王将戦第5局第1日>熟考する藤井王将
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 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局は8日、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸『中の家(なかんち)』」で行われ、午後6時5分に藤井王将が50手目を封じ、1日目が終了した。

 午後5時54分、封じるかと思われた永瀬が49手目に▲6八金寄と着手。姿勢を整えた藤井王将は、午後6時に立会人の藤井猛九段(54)が定刻を告げても、しばらく盤面をにらみ続ける。その5分後、藤井王将は封じる意思を示した。

 先手永瀬、後手藤井王将で始まった第5局。藤井王将が2手目に指した△3四歩は、プロ入り以来後手番になった公式戦258局目に初めて指した一手。深い研究で知られる永瀬は予定変更を余儀なくされたようで、午前は持ち時間を使って対応を考えた。藤井九段は「(藤井王将の)雁木は意表を突いた作戦。気合の△3四歩が狙い通りになったのではないか」と話した。

 角交換から互いに盤上に打ち合った角を、藤井王将は40手目に△5三角と引いて持久戦模様に。駒組み合戦となれば後手の方が発展性があるため、永瀬としては攻めの糸口を掴みたいところ。41手目▲7七桂と跳ね、4六の角を中心に藤井王将陣の右辺をこじ開ける方針と見られる。だが藤井九段は「永瀬さんは自分の王頭から動く形になるので…」と懸念。攻めの形を作りたい永瀬と、持久戦に持ち込みたい藤井王将の主張の張り合いがどうなるかが2日目のポイントになりそうだ。

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