俳優・下條アトムさん死去 78歳 「世界ウルルン滞在記」の独特のナレーション、名脇役として活躍

[ 2025年2月14日 04:02 ]

TBS「世界ウルルン滞在記」のナレーションを務めた下條アトムさん

 「世界ウルルン滞在記」の独特のナレーションなどで知られるナレーターで俳優の下條アトム(しもじょう・あとむ)さんが1月29日、都内の病院で死去した。78歳。東京都出身。所属事務所が13日、発表した。死因は明らかにしていない。葬儀・告別式は近親者で済ませた。故人の遺志でお別れの会は行わない。

 所属事務所によると、2023年9月に急性硬膜下血腫と診断され、闘病中だった。最近になって体調が急変し、息を引き取った。最後の仕事は、味の素「生オリーブオイルソース」のCMナレーション。23年に病に倒れる前に収録したもので、昨年10月から放送されている。

 映画「男はつらいよ」の3代目おいちゃんを演じた下條正巳さん(04年死去)の長男。母は元女優の田上嘉子さん(07年死去)。「アトム」は本名で、手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」より先に命名された。

 両親の影響で幼い頃から俳優を志し、1969年にNHK連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」でデビュー。映画「昭和枯れすすき」(監督野村芳太郎)「同胞」(監督山田洋次)などの青年役で俳優として評価を高め、名脇役として活躍した。同時にナレーターとして活動の幅を広げ、TBS系「世界ウルルン滞在記」では独特の抑揚をつけた「出会ったぁ」のナレーションで広く親しまれた。米俳優エディ・マーフィ(63)の出演映画の吹き替えでも人気を集めた。

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