映画「大きな玉ねぎの下で」神尾楓珠&桜田ひより 時空を超えた2つのラブストーリー

[ 2025年2月5日 13:00 ]

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 【映画コラム・CINEMA INFINITY】「大きな玉ねぎの下で」(2月7日公開)

 「大きなたまねぎの下で」といえば、1985年にロックバンド「爆風スランプ」の2枚目のアルバムに収録された楽曲。当時、「あれって日本武道館のことだよ、屋根の上に付いているのが、たまねぎみたいだろ」という話が世間でよく言われていた。本作は、その武道館にまつわる2つの話が描かれている。

 昼はカフェ、夜はバーになる飲食店「Double」で看護学校生の村越美優(桜田ひより)は昼、大学生の堤丈流(神尾楓珠)は夜に、それぞれ働いていた。2人をつなげるのは連絡用のノートだけ。最初は業務連絡だけだったが、会ったことがない気楽さからか、徐々に趣味や悩みなども共有するようになっていく。そして2人は日本武道館の大きな玉ねぎの下で初めて会う約束をする。一方、30年前にも会ったことがない相手と武道館で会う約束をしたカップルがいた…。

 昭和に生まれた歌をモチーフに平成と令和、2つのラブストーリーが交錯し、ラストで感動が生まれる。2つの物語の共通点は、手書きの文章が人をつなげるということ。ひとつの文章で、さまざまな感情が生まれる。人生において想像力がいかに大切かを感じさせてくれる。どちらの話に深く感情移入出来るかは、その人が生きた時代によって違うだろう。この切ないときめきは中原俊監督の名作「コキーユ~貝殻」を連想させた。他に江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造らが出演。監督は「世界でいちばん長い写真」「彼女が好きなものは」などの草野翔吾。

 今月7日から、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマなどで公開。(スポニチ映画部)

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