フジ なぜ第三者委員会か説明「客観性と独立性が担保された調査が必要」調査報告は「3月末目処」

[ 2025年1月27日 16:21 ]

<フジテレビ会見>登壇する(左から)遠藤副会長、港社長、嘉納会長、金光フジ・メディア・ホールディングス社長
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 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。

【動画】フジテレビ“やり直し会見”

 港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の4人が出席している。直前には社長と会長の辞任が発表され、会見場も騒然。多くのメディアが詰めかけた会見は混乱の中スタートした。

 金光氏は、「フジメディアホールディングスとフジテレビは23日に臨時取締役会を開き本件に関して第三者委員会の設置を決議いたしました」と報告。「今回の件は週刊誌報道をきっかけとしていますが、これを調査するにあたり社内調査のような当事者によるヒアリングのみでは身内による甘い評価に陥る可能性があり客観的な事実を把握することには限界があると判断いたしました。従いまして、事実関係を明らかにするために客観性と独立性が担保された調査が必要だと考えました」と第三者委員会を設置に至った経緯を説明した。

 調査報告について「本調査委員からは調査報告の提出権を3月末を目途としているとの説明を受けております。報告が提出され次第速やかに公表いたします」とした。

 「フジテレビ及びフジメディアホールディングスとしては、信頼回復に向け第三者委員会の設置に加え、できる限りの対策を講じ透明性のある対応を進めてまいります」と語った。

 この日午前中から報道陣が会場前で大行列を作り、受け付け開始前には数百人が並んだ。会場には600席以上が用意された。一方で、出席者の席は4つ。会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修社長も出席を予定しており、それぞれのネームプレートが置かれた。白いプレートもテーブルに置かれている。同局労働組合は経営陣に対し、影響力を持つと言われる元社長、元会長で取締役相談役の日枝久氏の出席を求めていたが、同氏のネームプレートは置かれておらず、出席しないとみられる。

 17日に行った港社長の“やり直し”。この時はメディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。今回は社を限定せず動画撮影も可能とし、全質問に答えるとしている。ただプライバシー保護のため10分遅れの放送や配信を各媒体に求めた。

 23日には初めて社員に向けた説明会を開催。港社長と嘉納会長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次いだ。この時、17日の会見について聞かれた港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と語った。

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