フジテレビ 騒然、混乱の中“やり直し会見”辞任の港社長ら4人が10秒頭下げ謝罪 「失敗」から10日

[ 2025年1月27日 16:00 ]

<フジテレビ会見>登壇する(左から)遠藤副会長、港社長、嘉納会長、金光フジ・メディア・ホールディングス社長
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 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。会見開始前には港浩一社長、嘉納修治会長の辞任が発表され、新社長には清水賢治専務が就任すると発表された。

【動画】フジテレビ“やり直し会見”

 「大変申し訳ございませんでした」。冒頭で嘉納会長が深々と頭を下げ「先日の会見につきまして。一部のメディアに限定しかつテレビカメラを入れない形で行うという判断はテレビ局としての透明性や説明責任を欠くものでした。これまでカメラを向けて疑惑を追及してきた弊社がカメラから逃げたと言われても仕方のないことでしたメディアの信頼性を揺るがしたことを痛感しております。視聴者国民の皆様に多大なご迷惑をおかけしました。改めておわびいたします。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べた。そして立ったままの港社長、遠藤副会長、金光社長とそろって10秒間頭を下げた。

 続けて「まず社として、人権に対する意識の不足から十分なケアができなかった当事者の女性に対し、心からお詫びを申し上げたいと思います。一連の報道によりまして、視聴者の皆様方、広告主、広告会社の皆様方、株主の皆様方、メディアの皆様方、そして出演者の皆様方、制作会社の皆様方、取材先、ロケ先でご協力いただいた皆様方、皆様方に多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。責任は私ども経営者にあるというふうに思っております。従いまして、私は本日付けで、フジテレビジョン並びにフジ・メディア・ホールディングスの代表取締役会長を辞任することといたしました。また、フジテレビジョンの代表取締役社長並びにフジ・メディア・ホールディングスの取締役である港浩一も辞任することといたしました。いろいろ皆様方には大変ご心配ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と直前に発表された自身の本日付での辞任と港社長の辞任も改めて口にした。

 港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の4人が出席。謝罪後に清水新社長が登壇し「ゼロからのスタート」とあいさつした。直前には社長と会長の辞任が発表され、会見場も騒然。多くのメディアが詰めかけた会見は混乱の中スタートした。

 この日午前中から報道陣が会場前で大行列を作り、受け付け開始前には数百人が並んだ。会場には600席以上が用意された。一方で、出席者の席は4つ。会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修会長も出席を予定しており、それぞれのネームプレートが置かれた。白いプレートもテーブルに置かれている。同局労働組合は経営陣に対し、影響力を持つと言われる元社長、元会長で取締役相談役の日枝久氏の出席を求めていたが、同氏のネームプレートは置かれておらず、出席しないとみられる。

 17日に行った港社長の“やり直し”。この時はメディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。今回は社を限定せず動画撮影も可能とし、全質問に答えるとしている。ただプライバシー保護のため10分遅れの放送や配信を各媒体に求めた。

 23日には初めて社員に向けた説明会を開催。港社長と嘉納会長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次いだ。この時、17日の会見について聞かれた港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と語った。

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