谷川俊太郎さん死去 92歳 老衰のため 「二十億光年の孤独」など数多くの名作 「スイミー」翻訳も

[ 2024年11月19日 08:12 ]

谷川俊太郎さん(撮影・深堀瑞穂)
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 詩人の谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さんが、13日22時05分に老衰のため杉並区内の病院で死去した。92歳。19日、長男で編曲家・ピアニストの賢作氏が自身のXで伝えた。新潮文庫編集部によると、葬儀は18日に近親者のみで執り行われ、後日、「お別れの会」が予定されている。

 賢作氏は「父・谷川俊太郎が13(水)の夜に亡くなりました。92歳でした」と報告。「私は中国からの公演の帰途についているところで間に合いませんでしたが、妹の志野が急遽NYCから駆けつけてくれて、娘と一緒に最後を看取ってくれました。穏やかな最後だったということです」と説明した。

 葬儀は「故人の生前の意志により、近親者のみにて執り行いました」と発表。後日、日時は未定だがお別れの会を予定しているという。「生前のご厚誼に感謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と結んだ。

 谷川さんは1931年12月15日生まれ、東京都出身。52年に処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行。62年には「月火水木金土日のうた」で第4回日本レコード大賞作詞賞を受賞するなど、詩作だけでなく歌の作詞、脚本やエッセイの執筆、評論活動などさまざまな分野で活躍。人気アニメ「鉄腕アトム」の同名主題歌の作詞も手掛けた。

 67年には初の訳書となる「あしながおじさん」(ジーン・ウェブスター)を出版。レオ・レオニの「スイミー」など翻訳の分野でも数多くの作品を世に送りだした。作風は「わらべうた」、「ことばあそびうた」など子供向けの作品から、「コカコーラ・レッスン」など挑戦的なものまで幅広く、老若男女に親しまれている。谷川さんの詩は英語、フランス語、ドイツ語、スロバキア語、デンマーク語、中国語などに訳されており、世界中で多くのファンを持つ。

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