吉田沙保里さん パリ五輪前の食事会で助言送った金メダリスト「一緒だから、冷静にって」

[ 2024年8月11日 15:18 ]

吉田沙保里さん
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 女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さん(41)が11日、文化放送「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」(日曜前10・00)にゲスト出演し、パリ五輪女子レスリング代表選手との関わりについて語った。

 今大会の女子は53キロ級の藤波朱理(20=日体大)、57キロ級の桜井つぐみ(22=育英大助手)、62キロ級の元木咲良(22=育英大助手)が金メダル。50キロ級の須崎優衣(25=キッツ)、68キロ級の尾崎野乃香(21=慶大)が銅メダルを獲得した。76キロ級の鏡優翔(22=サントリー)も決勝に進んでおり、銀メダル以上が確定。6階級すべてメダル獲得という、日本レスリング史上初の快挙となった。

 パーソナリティーのお笑いコンビ「ますだおかだ」岡田圭右からは、「オリンピックの前にアドバイスしたとか、終わってメダル取ってから祝福の何かが来たとか」と問われた。すると吉田さんは、「須崎選手はアカデミーって、中学の時、一緒に練習とかしたこともあります。藤波朱理選手は同じ地元、三重県というのもあって、オリンピック前にちょっと打ち込みだけしたりとか」と説明した。

 岡田からは「超高速タックルを直伝してるわけや」と感嘆の声が漏れたが、吉田さんは「全然、8年くらいやってないので、遅い、遅い」と謙そん気味に返した。

 桜井とは食事に行ったことがあるという。「つぐみちゃんはご飯を食べて、一緒に。軽いアドバイスですけど、“戦う相手は変わってない。世界選手権もオリンピックも一緒”と。“ただオリンピックになると、周りが騒いで、盛り上げて、ちょっと注目度が上がって、ああ、オリンピックかって感じでドキドキしちゃうけど、一緒だから、冷静、冷静に、今まで通り力を出し切れば大丈夫”って」。周囲の環境が変わるだけで、戦い方や相手は変わらないことを伝えたという。

 番組では、優勝後の桜井のインタビューも流されたが、「いろんな人に支えてもらえてこの金メダルを取ることができて、幸せだなって感じました」と、受け答えは冷静そのものだった。吉田さんは「落ち着きすぎたのかな?実感がまだ湧いてないのかな?」と驚いていた。

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