涙をのんだ男子バレー日本代表 パリ五輪最高視聴率23・1%記録! 4強あと一歩から…伊に逆転負け

[ 2024年8月6日 09:25 ]

<パリ五輪 バレー男子準々決勝>イタリアに負け涙する高橋藍(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 男子バレーボールで52年ぶりの五輪金メダルを目指した世界ランキング6位の日本は5日、同2位で22年世界選手権王者のイタリアと準々決勝で対戦し、2―3(25―20、25―23、25―27、24―26、15―17)で逆転負け。1976年モントリオール大会以来48年ぶりの4強入りを逃した。試合を生中継したNHK「パリオリンピック2024」(後10・00)の平均世帯視聴率は23・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高数字で、今大会最高視聴率を記録した。

 4強入りがかかる大一番で日本は西田有志、山内晶大、関田誠大、高橋健太郎、高橋藍、石川が先発。ベンチには昨年3月に胃がんのため31歳で急逝した東京五輪代表のセッター・藤井直伸さんの写真が置かれ、仲間たちの戦いを見守った。

 第1セットは前戦で途中交代した石川がスパイクを決めるなど序盤からリードを奪い、14―12から5連続ポイントを奪取。西田がブロックアウトを誘ってセットポイントを奪い、最後は相手ミスにより25―20で第1セットを奪った。

 シーソーゲームとなった第2セットは石川のサーブで崩して4点差を跳ね返すと、最後は21―23から4連続ポイント。25―23でこのセットもものにした。

 2セット連取して迎えた第3セットを25―27で落とし、続く第4セットは24―26。勝負はフルセットへもつれ、最終セットでも15―14とマッチポイントを迎えたが、そこから3連続失点。あと1点届かず1次リーグを全体1位で通過した強敵に屈した。

 パリ五輪の視聴率は、これまで、7月31日に放送されたバレーボール男子1次リーグ第2戦を生中継したNHK総合「バレーボール男子予選ラウンド・日本×アルゼンチン」(後8・55)の平均世帯視聴率17・9%が最も高く、5日の準々決勝で最高視聴率を大幅に更新した。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

芸能の2024年8月6日のニュース