麒麟・田村裕 ベストセラー「ホームレス中学生」新装版発売 コンビ愛は「今までで1番いい」

[ 2024年7月25日 17:00 ]

<『新装版 ホームレス中学生』発売記念取材会>新装版を出版した「麒麟」の田村裕(撮影・小渕 日向子)
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 お笑いコンビ「麒麟」の田村裕(44)が25日、東京・六本木蔦屋書店で「新装版 ホームレス中学生」(ワニブックス刊)発売記念の取材会を行った。

 自身の幼少時代から相方の川島明との出会いまでを描いた「ホームレス中学生」は、225万部突破のベストセラーに。今回、発売の2007年から17年の時をへて新装版が発売された。

 Tシャツに半ズボンのラフな格好で登場した田村。「こんな軽装で来てよかったんか」と苦笑いを浮かべ、「こんなに人が集まってくれるとは思わなかった。失礼しました」と詫びた。

 著書について「日本の売れた本のランキングのトップ30に、いまだに入っている」と紹介し、「日の当たらなかった人生にスポットライトを当ててくれた」と回顧。

 「少しの間でしたけど“麒麟”の看板が私に移るという…」とニンマリしながら回想。しかし、17年たつと「出身地で広報番組のMCをしていて、高校生の女の子に自己紹介をすると、“ホンマに知らない”と言われた。“あんなに売れたのに?俺やで!?”と恥ずかしくなりました」と苦笑した。

 新装版を発売することで「若い方とのギャップを埋めることが出来たらうれしいことはないな」と期待を高めた。

 本著書の帯は相方の川島明が担当。朝の情報番組のMCから番組の司会まで幅広い活躍をする相方の背中は「本当に見えなくなりました。凄いです。格差がついてしまった。頼もしい」と感心。「“帯を書いてくれ”と頼むのは緊張した。ここ10年で1番緊張した。手が震えながら“川島さんお願いします”って」と明かした。帯に目を向けながら「緊張を乗り越えた甲斐があった」と感謝した。

 また、川島が遠い存在となってしまった寂しさを感じて「落ちるなら早く落ちてくれ」と思った時もあったというが、「コンビ愛は今までで1番良いかも」とほほえんだ。

 この日、後輩芸人トリオ「ぱーてぃーちゃん」も登場し、発売を祝福した。

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