伊沢拓司 都知事選報道への苦言について長文で真意を説明「私の実力不足もあり齟齬があるなと思いました」

[ 2024年7月14日 10:23 ]

伊沢拓司
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 タレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司(30)が13日深夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。13日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)で、都知事選の報道の在り方に苦言を呈したことについて、改めて説明した。

 番組では、都知事選候補者のAIエンジニア・安野貴博氏の健闘をVTRで特集。コメンテーターとして出演した伊沢は「安野さんは、中・高・大の先輩で、僕が高校1年生のときに、高校生クイズ出られたのかな。先輩だったので見てたんですけど、当時からいろんなことに挑戦されてるなということで、学内でも有名で」と明かし、安野氏の戦略についても解説した上で高く評価した。

 しかし「…っていう話を選挙戦中にしたかったんですよ。僕、凄く言いたかったのですけど、個別の候補者についてしゃべるのはやめてくださいって、いろんな各局で言われたんです。これって意味ありますか?ちょっと考えたいですね。あり方を。と、思ってます」と語気を強めていた。

 この発言が取り沙汰されたことを受け、伊沢はその真意を説明。なお「生放送を見ていなかった人には、とても何を言っているかわからない話だと思うので、解釈より回避を優先してもらえると嬉しいです。文脈というものがありますから、要らぬ誤解を生むより無視される方が余程嬉しい」とした。以下コメント全文。

あらぬ広がり方をするのも好きじゃないし、Twitterはこういう話するのに向いてないのでリプ制限かけますが。先程の生放送中の発言について、見ていた人のみに向けて。強い表現をやわらげようとコミカルにやりましたが、それがよかった部分と悪かった部分があるので、内容を補足します。

私自身、選挙期間中の発言の方向性について「こうあるべき」とメディア側から言われたことはありますが、それは規制とか抑圧という単語を使うのはベストではない、もう少し柔らかいものでした。誇張ダメ。私は理由も説明され、仕事としては理解しました。個人の意見はまた別ですけど、そこの線引きはとても大事。メディアの圧力みたいなのって義憤を向ける対象としてとても楽しいですけど、実際面白いほどの圧を感じたことはありません、少なくとも私は。

そして、言われたのは「バイネームで語りすぎるのは偏るから良くない」ということであって、「主要四候補以外の話をするな」ということではありません。「特定の」という言葉は多義的で不便ですね。「任意の誰か1人をピックして」のつもりでした。「決まった一部の」という意味にも取れますから。

それを理解し承知した上で、個人の意見としてはもっと色々取り上げるべきでは?と思ったわけです。私は誰に入れたかについては秘密選挙ゆえに言いたくないですけど、あれはいいこれはダメってのは、バイネームで話した方がわかりやすそうだなと思ってます。そういう話でした。

生放送なので、言葉尻はご容赦を。発言の字面と意図したアイディアと喋り方と頭の中身は必ずしもイコールではない。近づける努力はしますが。私には私の、あなたにはあなたのアイディアがあり、私は誰かの代弁者ではないのです。

お褒めの言葉もいただき恐縮ですが、私の実力不足もあり齟齬があるなと思いました。今後とも一層精進し、より丁寧な表現を心がけますゆえ、よろしくお願いします。

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