山崎まさよし　名古屋でのライブで騒動を謝罪「丁寧に歌います」　観客「語って」に笑いも

山崎まさよし

　先月21日のライブで「あまり歌いたくない」と歌唱曲を減らし、一部観客の批判を受けチケット代を返金した山崎まさよし（51）が2日、騒動後初となる公演を名古屋市のダイヤモンドホールで開催した。

　約2時間のライブを見届けた観客によると冒頭、山崎は緊張した面持ちで登場。「ご心配をおかけしました」と謝罪し「今日（2日）は丁寧に歌います」と約束した。1曲目は「セロリ」を歌い「今日は（予定された曲目を）こなす」と、14曲目までは自ら曲数を確認しながら1曲ずつ歌っていったという。

　1000人を収容可能な会場はほぼ満席の状態。山崎は曲間のトークで「こんなに大事になるとは思わなかった。今の時代は凄いね」と騒動を振り返った。先月21日の水戸公演では「しゃべる回にしたい」と、8曲しか歌わずトークを多めとする構成だったが、この日は倍以上の18曲前後を披露。観客からは逆に「もっと語って！」とリクエストされ爆笑が起こると、山崎は「俺に何か言わそうとしとるやろ」と応じ、終始和やかな雰囲気で進行したという。

　アンコールではヒット曲「僕はここにいる」を歌った。4日の福岡公演も予定通り開催する。