石倉三郎　ハワイの税関で1時間半足止めされた2つの理由　一つは納得　一つは日本人特有の…

俳優の石倉三郎
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　俳優の石倉三郎（76）が17日までに更新されたYouTubeチャンネル「丈熱BAR」にゲスト出演。ハワイの税関で足止めされたエピソードを明かした。

　強面を生かした個性派として芸能界に一定のポジションを築いた石倉も、意外な悩みがある。「（俳優と役者の呼称に）オレなんか、両方とも照れるわけよ。職業欄とか、免許証とか…」。謙虚ゆえのスタンスが、思わぬハプニングを生んだこともあった。

　石倉がハワイを訪れた時のこと。グループの中で、唯一石倉だけが税関で止められた。「オレだけ止められたんで、ムカムカしてさ。“何を調べてるんだよ”って」。返答する代わりに税関が指したのは、職業欄の場所だった。「自由業って何なんだ?　って。俳優って（恥ずかしくて）書けないじゃない」。改めて職業を聞き返してきた係員に身分を明かしたものの、「じゃあ、何で俳優って書かないんだ」と言われ、「恥ずかしいから」と本音を告げても、なかなか真意が伝わらない。

　そして、スタッフから違う指摘も受けた。「（パスポートの）写真が違うね」。実は渡航の1週間前、ドラマの撮影中に急いで撮った写真で、間の悪いことに殺し屋の役のまま、フレームに収まっていた。

　「それで（解放されるまでに）1時間半だよ。すったもんだで。あんまりモメたら（帰国）させられるからね。でも、反省したよ。職業はちゃんと書こうって」

　ホスト役の小野寺丈が「外国の人には分かんないですよね、この恥ずかしさは」と同意すると、石倉も「分かんない、分かんない」と日本人特有の感情から起きた出来事を振り返っていた。