「スター・ウォーズ」ハリウッド封鎖!大物ズラリ 史上最大プレミア

[ 2015年12月16日 05:30 ]

「スター・ウォーズ」世界プレミアの壇上に上がった豪華メンバー

 10年ぶりのシリーズ新作となる米映画「スター・ウォーズ(SW)/フォースの覚醒」(監督J・J・エイブラムス)の世界プレミアが14日(日本時間15日)、米ロサンゼルスで盛大に行われた。同地で毎年開催される世界最高の栄誉「アカデミー賞」の式典を上回る規模で、ハリウッド史上最大の映画イベントとなった。

 アカデミー賞授賞式が開かれる「ドルビー・シアター」が並ぶハリウッド大通りに、びっしりと敷かれたレッドカーペット。大通りの4ブロックを11日から封鎖して準備されたカーペットの距離は、なんと450メートルに及んだ。

 カーペットには、新ドロイドのBB―8をはじめとしたキャラクターや、出演者が次々と登場。新ヒロインのデイジー・リドリー(23)は「とても親近感があり、身近に感じられる現場だったわ」と撮影を振り返った。旧3部作から出演するマーク・ハミル(64)らレジェンドも姿を見せ、ハリソン・フォード(73)は「観客がどう反応するか楽しみだね」と話した。

 生みの親のジョージ・ルーカス氏は、「38年前に始まった時は、こんなに巨大な作品になるなんて思わなかった」と目を細めた。親友のスティーブン・スピルバーグ氏も祝福に駆けつけた。

 報道陣はテレビカメラ100台、スチルカメラ150台を含む総勢650人。主催者側はテロを警戒し、金属探知機や警察犬とともに多数の警備員が目を光らせた。

 世界最初の上映会も最大規模。主要3劇場をジャックして行われ、計6000人を招待。新作の舞台は、旧3部作の最終章「エピソード6/ジェダイの帰還」(83年)から30年後の世界。さらなる続編が17、19年に公開されるため、SW狂騒曲はまだまだ続きそうだ。

 「アバター」(09年)が打ち立てた世界興収歴代1位の約3350億円を上回る可能性もある。日本では18日午後6時30分に公開。

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