相川七瀬 改名&ガールズバンドで“新境地”

[ 2010年11月3日 06:00 ]

「Rockstar Steady」として活動することになった相川七瀬

 歌手の相川七瀬(35)が、「Rockstar Steady(ロックスターステディー)」に改名する。デビュー16年目に突入するのを機に開始するプロジェクトで、ガールズバンドとして活動。12月8日にデビュー曲「Fine Fine Day」を発売する。現在、同性愛者の間で大ブレーク中で、「女の子にモテるロックバンド」をテーマに掲げる。

 デビュー16年目突入にあたり、相川が望んだのは「新たなロックシーンを築くこと」。CD1200万枚を売り上げた「相川七瀬」を捨て、ガールズバンドを率いる。
 「Rockstar Steady」を和訳すると「ロックスターの恋人」。その名の通り、テーマに掲げるのは「女の子にモテるロックバンド」。レズビアンをテーマにした米ドラマ「Lの世界」が大好きといい、音楽でレズビアンを表現。恋愛、結婚、出産といった女性としての経験を生かし同性の心をつかむ。
 昨年9月に出演した西日本最大のゲイイベント「ズーマニティー」でのパフォーマンスが話題となり、一気に同性愛者の間でブレーク。“ゲイの聖地”として知られる、東京・新宿2丁目にも伝わり、さらにレズビアンの間で相川の曲が定番で歌われるようになった。
 今年9月、満を持して2丁目に出陣。レズビアン限定イベント「GOLD FINGER」に出演し、定員300人の会場に700人も集まった。あまりの盛り上がりにスピーカーが倒れ、ケガ人が出そうになったほど。主催したレズビアンのCHIGA(チガ)さんは、人気の理由を「男に媚(こ)びない印象がある」と分析。「女が抱かれたい女性アーティストNo・1」と話している。
 「Fine Fine Day」は全編英語詞で、「男なんかあてにならないわ」とまさにガールズトークをそのまま歌ったような曲。PVでは革ジャン、革パンにポマードで固めたロックな男性に様変わりし、女性とのキスも披露。「同性同士ならではの、女の子に対して恋する気持ちを女の子は誰でも潜在的に持っている気がします。ソロとは違う世界観をこのプロジェクトで表現したい」と意気込んでいる。

 ≪過去最大のブーム到来≫日本でのガールズバンドの草分けは、80年代のバンドブームの追い風を受けてブレークした「SHOW―YA」や「プリンセス・プリンセス」。90年代は「JUDY AND MARY」など男女混成のバンドが活躍した。2000年以降に「ZONE」「中ノ森バンド」が、現在は「SCANDAL」が人気。軽音部の女子高生バンドを描いた漫画「けいおん!」が、アニメ、映画化されるほどのヒットになり、過去最大のガールズバンドブームが訪れている。

 ◆相川 七瀬(あいかわ・ななせ)本名非公表。1975年(昭50)2月16日、大阪市生まれの35歳。95年11月、「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。96年発売のアルバム「Red」が280万枚の大ヒット。01年に結婚し、現在は2児の母。

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